「みんなに聞こえるように大きな声で話した」——「〜できるように」という肯定の目的には、決まった型があります。
so that S can (will) do が基本形。前の記事「〜しないように」の肯定バージョンとして、セットで押さえましょう。
この記事のポイント
- so that S can do の型を理解する
- 主節が過去なら could / would に時制を一致させる
- so as to do / in order to do との使い分けを整理する
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
全員に聞こえるように、彼女は大きな声で話した。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
She spoke loudly so that everyone could hear her.
主節が過去(spoke)なので、can ではなく could を使います。
解説
この問題のポイントは、肯定の目的を so that S could do で表すことです。
解答例の構造
- so that everyone could hear =「全員が聞こえるように」
- 主節が過去 → can を could に時制の一致
- 主節の主語(she)と目的の主語(everyone)が違うので、不定詞ではなく節を使う
よくある間違い①:時制の一致を忘れる
× She spoke loudly so that everyone can hear her.
主節が過去なら、so that の中も could / would にします。
○ She spoke loudly so that everyone could hear her.
よくある間違い②:主語が違うのに不定詞を使う
× She spoke loudly to hear her.
「聞こえる」のは everyone で、主語が違います。主語が違うときは so that + 節を使います。
○ She spoke loudly so that everyone could hear her.
「〜するために・できるように」の書き方一覧
| 表現 | 形 | 使いどころ |
|---|---|---|
| so that S can / will do | 節 | 主語が違うときも使える万能型 |
| to do | 不定詞 | 主語が同じとき・最も簡潔 |
| so as to do | 不定詞 | 主語が同じとき・やや硬い |
| in order to do | 不定詞 | 主語が同じとき・書き言葉 |
| in order for A to do | 不定詞 + 意味上の主語 | A が〜できるように |
主語が同じなら to do、違うなら so that + 節——主語のチェックが使い分けの決め手です。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
子どもたちが川で泳げるように、その町は川をきれいにした。
解答例と解説を確認する
The town cleaned up the river so that children could swim in it.
主節の主語(the town)と目的の主語(children)が違う → so that + 節
主節が過去 → could
別解:The town cleaned up the river in order for children to swim in it.
