【英文法 第11章】副詞節を作る接続詞|時・条件・理由・譲歩・目的・結果を整理する

目次

導入

副詞節は、文全体や動詞に、時・条件・理由・譲歩・目的・結果などの意味を加える節です。

when I was young, if it rains, because I was tired, although it was difficult のようなまとまりが副詞節です。

この記事では、副詞節を意味別に整理し、未来を現在形で表すルール、so that と so … that の違い、even if と even though の違いを扱います。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 接続詞・前置詞をどう見るか
  2. 基本用法(副詞節の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳や後ろの形に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

副詞節の中心は、主節に状況を足すことです。

I stayed home because I was sick. では、because 節が「なぜ家にいたのか」を説明します。I will call you when I arrive. では、when 節が「いつ電話するのか」を説明します。

副詞節を読むときは、接続詞の訳を丸暗記するより、時・条件・理由・譲歩・目的・結果のどれかを判断します。

意味 接続詞 ポイント
when / while / before / after / until when I arrived 未来内容でも現在形
条件 if / unless / in case / as long as if it rains 主節との条件関係を見る
理由 because / since / as because I was tired 理由の強さに差がある
譲歩 although / though / even though although it was hard 逆接関係を作る
目的 so that / in order that so that he could hear can / could / may などが続きやすい
結果 so … that / such … that so tired that he fell asleep 程度と結果を結ぶ

基本用法(副詞節の概要)

時を表す副詞節

when, while, before, after, until などは時を表す副詞節を作ります。

when は「〜するとき」、while は「〜している間」、until は「〜するまでずっと」を表します。時の副詞節では未来の内容でも現在形を使います。

I will text you when I get there.
到着したら連絡します。get は現在形。
Please wait here until I come back.
私が戻るまでここで待ってください。

条件を表す副詞節

if, unless, in case, as long as などは条件を表します。

if は「もし〜なら」、unless は「もし〜でなければ」、as long as は「〜である限り」、in case は「〜するといけないから」「〜の場合に備えて」を表します。

If it rains tomorrow, the game will be canceled.
明日雨なら試合は中止されます。
Take an umbrella in case it rains.
雨が降るといけないので傘を持っていきなさい。

理由と譲歩を表す副詞節

because, since, as は理由を表します。although, though, even though は譲歩を表します。

理由は主節を支える説明、譲歩は「それにもかかわらず」という逆接関係を作ります。

I opened the window because the room was hot.
部屋が暑かったので窓を開けた。
Although the room was hot, he did not open the window.
暑かったが、彼は窓を開けなかった。

応用例と判別のコツ

so that は目的、so … that は結果

so that S can / could … は「S が〜できるように」という目的を表します。

一方、so + 形容詞・副詞 + that S V は「とても〜なので…」という結果を表します。so の後ろの形が違います。

Speak slowly so that everyone can understand you.
みんなが理解できるように、ゆっくり話しなさい。
He spoke so slowly that everyone understood him.
とてもゆっくり話したので、みんなが理解した。

even if と even though

even if は「たとえ〜だとしても」で、仮定的な譲歩です。

even though は「実際に〜だけれども」で、事実を認めたうえで逆接を作ります。どちらも譲歩ですが、事実か仮定かに差があります。

Even if it rains, I will go.
たとえ雨が降っても行く。
Even though it was raining, I went.
実際に雨が降っていたが行った。

while は時だけでなく対比も表す

while は「〜している間」という時の意味だけでなく、「一方で」という対比を表すことがあります。

文脈上、同時進行なのか、2つの事実の対比なのかを見ます。

While I was cooking, my brother was studying.
私が料理している間、弟は勉強していた。
Some students like grammar, while others prefer reading.
文法が好きな生徒もいれば、読解を好む生徒もいる。

大学受験で問われる重要ポイント

  • 副詞節は主節に時・条件・理由・譲歩などを足す
  • 時・条件の副詞節では未来内容でも現在形
  • until は「〜までずっと」、by は前置詞で「〜までに」
  • if は条件、unless は if … not に近い
  • in case は「〜するといけないから」
  • so that は目的、so … that は結果
  • even if は仮定、even though は事実に基づく譲歩
  • while は時だけでなく対比も表す

よくある間違い

間違い 1

誤りI will wait here until you will come back.
正しくはI will wait here until you come back.
理由時を表す副詞節では未来内容でも現在形です。

間違い 2

誤りHe studied hard so that he passed the exam.
正しくはHe studied hard so that he could pass the exam. / He studied so hard that he passed the exam.
理由目的なら so that S could、結果なら so … that の形にします。

間違い 3

誤りEven though it rains tomorrow, I will go.
正しくはEven if it rains tomorrow, I will go.
理由明日の仮定なら even if が自然です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、接続詞なら後ろの節、前置詞なら後ろの名詞句を自分で一度確認してみてください。

Q1. 副詞節は主節に何を足す?
時・条件・理由・譲歩・目的・結果などの情報です。
Q2. so that と so … that の違いは?
so that は目的、so … that は結果です。
Q3. even if と even though の違いは?
even if は仮定、even though は事実に基づく譲歩です。
Q4. while は「〜している間」以外に何を表す?
一方で、という対比を表すことがあります。
迷ったら:接続詞は節を導くか、前置詞は名詞句を導くかを最初に見ます。そのうえで、文中で名詞・副詞・修飾語のどの働きをしているかを確認します。

まとめ

副詞節は、主節に状況を足す節です。時・条件・理由・譲歩・目的・結果のどれを表すかを判断します。

時・条件の副詞節の現在形、so that と so … that、even if と even though は特に入試で狙われます。


この章の進行

次は、接続詞・前置詞の中でも 名詞節を作る接続詞 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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