「この機械のおかげで多くの時間を節約できる」——thanks to で始めなくても、道具そのものを主語にすれば一息で書けます。
基本の型は「save A B = A の B(時間・手間)を省く」です。cost(奪う)と対になる、無生物主語の第4文型です。
この記事のポイント
- save A B=AのB(時間・手間・費用)を省く
- save A the trouble of doing=Aが〜する手間を省く
- save A (from) doing=Aが〜せずに済むようにする(from は省略可。ただし入試答案では from を付けるのが安全です)
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
この機械のおかげで、私たちは多くの時間を節約できる。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
This machine saves us a lot of time.
「この機械が、私たちの時間を省く」と発想します。save の後ろは「人 → 省くもの」の順です。
解説
この問題のポイントは、「〜のおかげで」を主語に変換することです。save は cost と同じ第4文型で、cost が「奪う」なら save は「省いてくれる」。無生物主語とセットで覚えると、どちらもすぐ引き出せます。
解答例の構造
- save + A(人)+ B(省くもの)=第4文型 SVOO
- This machine = 無生物主語(手段)
- 「〜できる」は saves の現在形で十分表せる
よくある間違い①:save の後ろに不定詞を置く
× This machine saves us to spend a lot of time.
save A B の B に来るのは名詞(time / trouble / money など)です。不定詞は置けません。
○ This machine saves us a lot of time.
よくある間違い②:from の後ろを原形にする
× His advice saved me from make a mistake.
from は前置詞なので、後ろは動名詞にします。なお、この構文の from は省略でき、save A doing の形でも書けます(save A (from) doing)。
○ His advice saved me from making a mistake.
save まわりの表現一覧
| 表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| save A B | AのB(時間・費用)を省く | The subway saves you thirty minutes. |
| save A the trouble of doing | Aが〜する手間を省く | This app saved me the trouble of waiting. |
| save A (from) doing | Aが〜せずに済むようにする | It will save you waiting in line. |
| spare A B | AにB(嫌なこと)を免れさせる | It will spare you a lot of trouble. |
cost が「奪う」、save が「省く」。どちらも「原因・手段を主語に立てる」無生物主語の発想で書きます。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
そのアプリのおかげで、私は駅まで歩く手間が省けた。
解答例と解説を確認する
The app saved me the trouble of walking to the station.
「手間を省く」は save A the trouble of doing。of の後ろは動名詞です。
別解:The app saved me from having to walk to the station.
