名詞のうしろに -ed や -ing の修飾語が何層も重なると、主語がどんどん長くなります。どこまでが主語で、どれが述語動詞か——見極めがカギです。
目次
今回読む英文
まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。
Students enrolled in the program designed to bridge the gap between academic knowledge and practical skills required in the modern workplace reported a significant improvement in their confidence.
語彙チェック
enroll動
〈人〉を登録する
design動
〈物〉を設計する
bridge動
〈溝〉を埋める
gap名
隔たり
academic形
学問的な
practical形
実践的な
require動
〈物事〉を必要とする
workplace名
職場
confidence名
自信
自分で訳したら答え合わせ
学問的知識と現代の職場で求められる実践的スキルの間の溝を埋めるために設計されたプログラムに登録した学生たちは、自信が著しく向上したと報告した。
構造
S
Students
学生たちは
修飾
enrolled in the program
そのプログラムに登録された(Students を修飾・過去分詞)
修飾
designed to bridge the gap between academic knowledge and practical skills
学問的知識と実践的スキルの溝を埋めるために設計された(program を修飾)
修飾
required in the modern workplace
現代の職場で求められる(skills を修飾)
V
reported
報告した
O
a significant improvement in their confidence
自信の著しい向上を
読解のポイント
1
名詞 + -ed(過去分詞)は「〜された名詞」(動詞ではない)
名詞の直後の -ed は、多くが過去分詞で「〜された名詞」(Students enrolled … = 登録している学生)。過去形の動詞と読み違えないよう注意します。
2
修飾語は入れ子で連鎖する——動詞が出るまで主語は続く
修飾語が次の名詞を生み、その名詞にまた修飾語が付く入れ子。-ed / -ing の分詞が続く間は主語のかたまりで、述語動詞が出た地点で主語が確定します。
3
-ing=している/-ed=される(態で区別)
名詞にかかる分詞は、能動なら -ing(a running boy)、受動なら -ed(a broken window)。
練習問題
今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。
The young pianist trained by a teacher famous for her strict methods finally gave a performance praised even by critics known for their harsh judgments.
自分で訳したら答え合わせ
厳しい指導法で有名な教師に鍛えられたその若きピアニストは、辛口の批評で知られる批評家たちにさえ称賛される演奏を、ついに披露した。
まとめ
名詞 + -ed は「〜された名詞」(動詞ではない)。分詞が続く間は主語のかたまりで、述語動詞が出た地点で主語が確定します。
