結果の不定詞の読み方|only to do・never to do・grow up to be

結果の不定詞の読み方|only to do・never to do・grow up to be

不定詞を見たら「〜するために」——その反射が通用しない to do があります。「〜するために」と訳すと意味が逆転してしまう、結果の不定詞です。下の英文で確かめましょう。

目次

今回読む英文

まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。

She worked hard for years to save enough money for the journey, only to discover at the station that the last train had left five minutes earlier.

語彙チェック

save
〈お金〉を貯める
journey
(長い)旅
discover
〈事実〉を知る
station
the last train
最終列車
earlier
(〜分)前に
自分で訳したら答え合わせ
彼女はその旅のための十分なお金を貯めようと、何年も懸命に働いた。しかし結局、駅で、最終列車が5分前に出てしまったことを知っただけだった。

構造

S・V
She worked hard for years
彼女は何年も懸命に働いた
目的
to save enough money for the journey
旅のための十分なお金を貯めるために(目的の不定詞)
結果
only to discover at the station
しかし結局、駅で〜を知っただけだった(結果の不定詞)
O(discover の)
that the last train had left five minutes earlier
最終列車が5分前に出てしまったことを(discover の目的語)

読解のポイント

1
カンマ + only to do は「しかし結局〜しただけだった」
努力や期待の後に置かれて、期待外れの結果を表します。He hurried to the airport, only to miss the flight. = 急いで空港へ向かったが、結局乗り遅れただけだった。「乗り遅れるために急いだ」と目的で訳すと意味が壊れます。
2
never to do は「そして二度と〜しなかった」
He left his country, never to return. = 彼は国を去り、二度と戻らなかった。only to と同じく、前から順に結果として読み下します。
3
結果の定番動詞——grow up to be・live to be・wake up to find
grow up to be a doctor(成長して医者になる)、live to be ninety(90歳まで生きる)、woke up to find myself famous(目覚めると有名になっていた)。「成長する・生きる・目覚める」のような無意志の動詞に続く to do は、目的ではなく結果で読むのが自然です。

練習問題

今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。

The old man lived to be ninety-five, and his granddaughter grew up to become a doctor. She left her hometown at eighteen, never to live there again.
自分で訳したら答え合わせ
その老人は95歳まで生きた。そして孫娘は成長して医者になった。彼女は18歳で故郷を離れ、二度とそこで暮らすことはなかった。
まとめ

カンマ + only to do は「しかし結局〜しただけだった」、never to do は「二度と〜しなかった」。grow up to be・live to be・wake up to find も前から結果で読み下します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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