導入
分詞は形容詞のように名詞を説明できます。これが分詞の形容詞用法です。
a sleeping baby のように名詞の前から説明することも、the baby sleeping in the room のように名詞の後ろから説明することもあります。
この記事では、前置修飾と後置修飾の違い、現在分詞と過去分詞の選び方、長い分詞句をどこまで読むかを整理します。
- 前置修飾は短い説明
- 後置修飾は長い説明
- 現在分詞か過去分詞かは名詞との関係で決める
- 後置修飾は直前の名詞を説明するとは限らない
基本
分詞の形容詞用法の中心は、名詞に動詞由来の説明を加えることです。
普通の形容詞が a tall boy のように性質を表すのに対して、分詞は a running boy のように動作や状態変化を含んだ説明をします。
読むときは、まず説明される名詞を見つけ、その名詞と分詞の関係が能動なら doing、受動・完了なら done と判断します。
| 位置 | 形 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 前置修飾 | 分詞1語 + 名詞 | a sleeping child | 短く、性質化しやすい |
| 後置修飾 | 名詞 + 分詞句 | the child sleeping on the sofa | 目的語・副詞句を伴いやすい |
| 現在分詞 | doing | students studying abroad | 名詞が動作をしている |
| 過去分詞 | done | a language spoken in India | 名詞が動作を受ける |
前置修飾は短い説明
分詞が1語で名詞を説明するとき、名詞の前に置かれることが多いです。
a sleeping child, a broken chair, falling leaves のように、分詞が名詞の性質や状態をコンパクトに表します。
後置修飾は長い説明
分詞が目的語・副詞句・by 句などを伴って長くなると、名詞の後ろに置かれます。
the child sleeping on the sofa では sleeping on the sofa 全体が child を説明しています。
the report written by Ken では written by Ken 全体が report を説明しています。
現在分詞か過去分詞かは名詞との関係で決める
名詞がその動作をしているなら現在分詞、名詞がその動作を受けるなら過去分詞です。
the girl writing a letter では girl が write しています。
the letter written by the girl では letter が write されています。
判別のコツ
後置修飾は直前の名詞を説明するとは限らない
多くの場合、分詞句は直前の名詞を説明します。ただし、長い名詞句の中では、どの名詞を説明しているかを意味で確認する必要があります。
a picture of a dog painted by my sister では、painted by my sister は dog ではなく picture を説明すると読むのが自然です。
前置分詞は形容詞化していることが多い
前置された分詞は、単なる一時的な動作よりも、名詞の種類・性質を表すことがあります。
running water は「走っている水」ではなく「流水」、a used car は「使われた車」から「中古車」という意味になります。
分詞句の終わりを見極める
長い英文では、分詞句がどこまで続くかを見誤ると文構造が崩れます。
the students studying English in the library after school では、studying English in the library after school 全体が students を説明します。
主語は the students で、述語動詞はその後に来ます。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
分詞の形容詞用法では、分詞が名詞を説明します。短ければ前から、長ければ後ろから説明するのが基本です。
現在分詞か過去分詞かは、説明される名詞との関係で決まります。日本語訳だけでなく、名詞が動作をする側か受ける側かを確認しましょう。
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次は、分詞の中でも 分詞と関係詞の書き換え を整理します。
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