導入
英語の動詞は、主語が単数か複数かで形が変わります。
Each of the students has a locker. のように、主語が長くなったり each や as well as が入ったりすると、どの語に動詞を合わせるかで迷いが生まれます。
この記事では、主語と動詞の一致(単数・複数の一致)のルールを、迷いやすいパターンごとに整理します。
- each / every / either of 〜 は単数扱い(either A or B は近い方)
- A and B は複数、A or B は近い方に一致
- A as well as B は A に一致
- the number of は単数、a number of は複数
基本
大原則は「主語の核となる名詞に動詞を合わせる」です。
主語のかたまりが長くても、動詞の形を決めるのは核の1語です。
前置詞句(of 〜 など)は核にならない点に注意してください。
| 主語の形 | 単複 | 例 | 注意 |
|---|---|---|---|
| each / every + 単数名詞 | 単数 | Each student has a locker. | 「それぞれ」でも単数 |
| each of + 複数名詞 | 単数 | Each of the students has a locker. | 核は each |
| A and B | 複数 | Tom and Ken are brothers. | 2人・2つで複数 |
| A or B / either A or B | 近い方に一致 | Either you or he is wrong. | B に合わせる |
| A as well as B | A に一致 | The teacher as well as the students was tired. | 主役は A |
| the number of + 複数名詞 | 単数 | The number of cars is increasing. | 核は number |
each・every・either は単数扱い
each(それぞれ)、every(すべての)、either(どちらか)は、意味の上では複数のものを指していても、文法上は単数として扱います。
each of the students のように後ろに複数名詞が続いても、核は each なので動詞は単数です。
A and B は複数、A or B は近い方に一致
A and B は2つのものを足すので複数扱いです。
一方、A or B・either A or B・neither A nor B は「どちらか(どちらも〜ない)」なので、動詞は近い方(B)に合わせます。
A as well as B・A with B は A に一致
A as well as B(B だけでなく A も)では、文の主役は A です。
動詞は B ではなく A に合わせます。A with B / A together with B も同じで、with 以下は補足の情報です。
判別のコツ
主語の「核」を探す——前置詞句は飛ばす
動詞の形に迷ったら、主語のかたまりから前置詞句(of 〜 / in 〜 など)を( )で外し、核となる1語を見つけます。
One of the students was absent. の核は one なので単数です。
the number of と a number of
the number of + 複数名詞は「〜の数」で、核が number(単数)なので動詞は単数です。
a number of + 複数名詞は「多くの〜」という意味のかたまりで、後ろの複数名詞が核になり、動詞は複数です。
時間・金額・距離は「ひとまとまり」で単数
Ten years / five dollars / ten kilometers のような時間・金額・距離は、形は複数でも1つのまとまりと見なして単数で受けるのが普通です。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
主語と動詞の一致は「主語の核となる1語」を見つけることがすべてです。
each / every / either は単数、A and B は複数、or 系は近い方、as well as は A、the number of は単数、a number of は複数——このパターンを押さえれば、長い主語にも迷いません。
この章の進行
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この記事は「品詞と文型」の補強記事です。基本に迷ったら、章のまとめから復習してください。
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