命令文

命令文
目次

導入

英語で「〜しなさい」「〜してください」「〜しよう」と伝えるとき、命令文 を使います。

Be quiet.
静かにしなさい。

命令文は、主語(You)を省略し、動詞の原形で文を始めるのが基本です。

一見シンプルですが、否定形(Don’t …)、Let’s …、命令文 + and / or、付加疑問など、入試で問われるパターンがいくつもあります。

この記事では、命令文を次の流れで整理します。

この記事のポイント(読了7分)
  • 肯定の命令文
  • 否定の命令文(Don’t 〜 / Never 〜)
  • Be + 形容詞
  • Let’s 〜(勧誘)

基本

命令文の基本は、目の前の相手(you)に直接行動を求めることです。

命令文は、主語 You を省略して、動詞の原形から始めます。

Open the door.
ドアを開けなさい。

この文は、「あなたがドアを開けなさい」という意味です。You が省略されています。

命令文は「命令」だけでなく、依頼・勧誘・忠告・指示 など幅広い場面で使われます。

種類
肯定の命令 動詞の原形 〜. Sit down.
否定の命令 Don’t + 動詞の原形 〜. Don’t run.
Be + 形容詞 Be + 形容詞. Be careful.
Let’s Let’s + 動詞の原形 〜. Let’s go.
丁寧な依頼 Please + 動詞の原形 〜. Please sit down.

肯定の命令文

肯定の命令文は、動詞の原形 で始めます。主語は書きません。

Stand up.
立ちなさい。
Study hard.
一生懸命勉強しなさい。
Close the window.
窓を閉めなさい。

動詞は必ず原形です。stands や studied のように三人称単数形や過去形にはしません。

否定の命令文(Don’t 〜 / Never 〜)

「〜するな」「〜してはいけない」というときは、Don’t + 動詞の原形 を使います。

Don’t touch that.
それに触るな。
Don’t be late.
遅刻するな。

さらに強い禁止を表すときは、Never を使います。

Never give up.
決してあきらめるな。
Never tell a lie.
決して嘘をつくな。

Be + 形容詞

be 動詞の命令文は、Be + 形容詞 の形です。

Be quiet.
静かにしなさい。
Be careful.
気をつけなさい。
Be honest.
正直でいなさい。

否定形は Don’t be + 形容詞 です。

Don’t be shy.
恥ずかしがるな。
Don’t be afraid.
怖がるな。

Let’s 〜(勧誘)

「〜しよう」と提案・勧誘するときは、Let’s + 動詞の原形 を使います。

Let’s have lunch.
昼食を食べよう。
Let’s start the meeting.
会議を始めよう。

否定形は Let’s not + 動詞の原形 です。

Let’s not waste time.
時間を無駄にするのはやめよう。

please をつけた丁寧な命令文

please をつけると、丁寧な依頼になります。文頭または文末に置けます。

Please have a seat.
どうぞお座りください。
Open the window, please.
窓を開けてください。

入試で狙われるパターン

命令文 + and(〜しなさい、そうすれば…)

命令文の後に and をつけると、「〜しなさい、そうすれば…」という意味になります。

Study hard, and you will pass the exam.
一生懸命勉強しなさい、そうすれば試験に受かるだろう。
Hurry up, and you will catch the bus.
急ぎなさい、そうすればバスに間に合うだろう。

この構文は、If you study hard, you will pass the exam. と書き換えが可能です。入試の書き換え問題で頻出です。

命令文 + or(〜しなさい、さもないと…)

命令文の後に or をつけると、「〜しなさい、さもないと…」という意味になります。

Hurry up, or you will miss the train.
急ぎなさい、さもないと電車に乗り遅れるだろう。
Be careful, or you will make a mistake.
気をつけなさい、さもないと間違えるだろう。

この構文は、If you don’t hurry up, you will miss the train. と書き換えが可能です。

命令文の付加疑問

命令文に付加疑問をつけるときは、will you? を使います。

Open the window, will you?
窓を開けてくれませんか。
Don’t make noise, will you?
騒がないでくれませんか。

Let’s の付加疑問は shall we? です。

Let’s take a break, shall we?
休憩しましょうか。

よくある間違い

誤りAre quiet.
正しくはBe quiet.
理由命令文では動詞の原形を使います。be 動詞の命令文は Be で始めます。
誤りLet’s go, will you?
正しくはLet’s go, shall we?
理由Let’s の付加疑問は shall we? です。will you? は通常の命令文に使います。
誤りDon’t never do that again.
正しくはNever do that again. / Don’t ever do that again.
理由Don’t と never を重ねると二重否定になります。どちらか一方を使います。

まとめ

命令文は、動詞の原形から始めて、相手に行動を求める 文です。

ポイント 内容
基本形 動詞の原形 〜.(主語 You は省略)
否定 Don’t + 動詞の原形 / Never + 動詞の原形
Be 動詞 Be + 形容詞 / Don’t be + 形容詞
勧誘 Let’s + 動詞の原形(否定は Let’s not)
and / or 命令文, and 〜 = 「そうすれば」/命令文, or 〜 = 「さもないと」
付加疑問 命令文 → will you? / Let’s → shall we?

命令文は文法としてはシンプルですが、and / or の書き換えや付加疑問など、入試では正確な知識が問われます。

基本形を確実に覚えて、応用パターンにも対応できるようにしましょう。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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