間接疑問文

間接疑問文
目次

導入

Where does he live? という疑問文を Do you know の後ろに入れると、Do you know where he lives? になります。

疑問文が文の一部(名詞節)になると、語順が〈疑問詞 + S + V〉に変わります。これが間接疑問文です。

この記事では、間接疑問文の語順のルールと、整序・正誤問題で狙われるポイントを整理します。

この記事のポイント(読了7分)
  • 間接疑問は〈疑問詞 + S + V〉の語順
  • Yes / No 疑問文は if / whether でつなぐ
  • 疑問詞が主語のときは語順がそのまま
  • do / does / did は消えて、時制は動詞に戻る

基本

間接疑問文とは、疑問文が know / wonder / ask などの目的語(名詞節)として文に埋め込まれた形です。

直接の疑問文と違い、節の中は平叙文と同じ〈S + V〉の語順になります。

直接疑問文 間接疑問文 ポイント
Where does he live? I know where he lives. does が消えて lives に
What is this? Tell me what this is. be 動詞は S の後ろへ
Did she come? I wonder if she came. Yes/No 型は if / whether
Who broke the window? Do you know who broke the window? 疑問詞が主語なら語順そのまま

〈疑問詞 + S + V〉の語順

間接疑問文の核心は語順です。疑問文の〈疑問詞 + do / does / be動詞 + 主語〉という倒置の語順ではなく、〈疑問詞 + S + V〉の平叙文の語順にします。

be 動詞も同じで、What is this? は what this is になります。

I don’t know where she works.
彼女がどこで働いているのか知らない。
He asked me what my name was.
彼は私に名前を尋ねた。

Yes / No 疑問文は if / whether

疑問詞のない Yes / No 疑問文を埋め込むときは、if または whether(〜かどうか)でつなぎます。

whether のほうが硬い表現で、or not を続けられます。

I wonder if he will come.
彼は来るのだろうか。
She asked whether the store was open.
彼女は店が開いているかどうか尋ねた。

疑問詞が主語のときは語順がそのまま

Who broke the window? のように疑問詞自体が主語の場合、もともと〈S + V〉の語順なので、間接疑問文でも形は変わりません。

「語順を変えなければ」と意識しすぎて、かえって崩さないように注意します。

Do you know who broke the window?
誰が窓を割ったのか知っていますか。
Nobody knows what caused the accident.
何が事故を引き起こしたのか誰も知らない。

判別のコツ

do / does / did は消えて、時制は動詞に戻る

直接疑問文の do / does / did は、間接疑問文では消えます。

そのぶん時制と人称の情報は動詞そのものに戻ります。Where does he live? → where he lives、Where did he go? → where he went です。

I asked where he went.
彼がどこへ行ったのか尋ねた。
Do you know what time the train leaves?
電車が何時に出るか知っていますか。

文末の ? は「文全体」で決める

間接疑問文を含む文が疑問文なら ? を付け、平叙文なら付けません。

Do you know where he lives?(全体が疑問文)と I know where he lives.(全体は平叙文)の違いです。

Could you tell me where the station is?
駅がどこか教えていただけますか。
I remember where I put the key.
鍵をどこに置いたか覚えている。

時制の一致に注意

主節の動詞が過去形なら、間接疑問文の中も原則として過去側にそろえます。

He asked me where I lived.(住んでいるのか、と尋ねた)のように、日本語では現在で訳すことが多い点も押さえましょう。

He asked me where I lived.
彼は私がどこに住んでいるのか尋ねた。
I didn’t know what she wanted.
彼女が何を欲しがっているのか分からなかった。

よくある間違い

間違い 1

誤りI know where does he live.
正しくはI know where he lives.
理由間接疑問文は〈疑問詞 + S + V〉の語順です。does は消えて、3単現の s が動詞に戻ります。

間違い 2

誤りTell me what is this.
正しくはTell me what this is.
理由be 動詞も S の後ろに置きます。〈what + S + be〉の語順です。

間違い 3

誤りI wonder that she will come.
正しくはI wonder if she will come.
理由Yes / No 疑問文を埋め込むときは that ではなく if / whether(〜かどうか)を使います。

まとめ

間接疑問文は〈疑問詞 + S + V〉の語順が絶対のルールです。

Yes / No 型は if / whether、疑問詞が主語なら語順そのまま、do / does / did は消えて時制は動詞に戻る——この4点で整序・正誤問題に対応できます。


この章の進行

この記事は「品詞と文型」の補強記事です。基本に迷ったら、章のまとめから復習してください。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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