導入
複合関係詞は、関係詞に -ever が付いた形です。
whoever, whatever, whichever は名詞節を作り、「〜する人は誰でも」「〜するものは何でも」という意味を表します。
whenever, wherever, however は副詞節を作り、「いつ〜しても」「どこで〜しても」「どれほど〜でも」という譲歩の意味を表すことが多いです。
- whoever は「〜する人は誰でも」
- whatever は「〜するものは何でも」
- whenever / wherever は副詞節
- whatever は名詞節にも譲歩にもなる
基本
複合関係詞の中心は、範囲を限定せずに全部受けることです。
whoever comes は「来る人は誰でも」、whatever you say は「あなたが何を言っても / 言うことは何でも」という意味になります。
複合関係代名詞は名詞節として主語・目的語になります。複合関係副詞は副詞節として譲歩や条件を表します。この働きの違いを分けて考えます。
| 種類 | 形 | 主な意味 | 働き |
|---|---|---|---|
| 複合関係代名詞 | whoever | 〜する人は誰でも | 名詞節 |
| 複合関係代名詞 | whatever | 〜するものは何でも / 何を〜しても | 名詞節・譲歩 |
| 複合関係代名詞 | whichever | どちらを〜しても / どれでも | 名詞節・譲歩 |
| 複合関係副詞 | whenever | いつ〜しても | 副詞節 |
| 複合関係副詞 | wherever | どこで〜しても | 副詞節 |
| 複合関係副詞 | however | どれほど〜でも / どんな方法で〜しても | 副詞節 |
whoever は「〜する人は誰でも」
whoever は anyone who に近い意味を持ち、名詞節を作ります。
Whoever wants to join us is welcome. は「参加したい人は誰でも歓迎です」という意味で、whoever wants to join us 全体が主語です。
whatever は「〜するものは何でも」
whatever は anything that に近い意味で名詞節を作ります。
You can take whatever you need. は「必要なものは何でも持っていってよい」です。
whenever / wherever は副詞節
whenever は「いつ〜しても」、wherever は「どこで〜しても」という副詞節を作ります。
Whenever I see this picture, I remember my childhood. は「この写真を見るといつでも、子ども時代を思い出す」です。
判別のコツ
whatever は名詞節にも譲歩にもなる
whatever は文中で名詞節として働くことも、譲歩の副詞節として働くこともあります。
I will buy whatever you recommend. では buy の目的語です。
Whatever you say, I will not change my mind. では「あなたが何を言っても」という譲歩です。
however + 形容詞 / 副詞
however は「どれほど〜でも」という意味で、形容詞や副詞を直後に置くことがあります。
However difficult the problem is, we must solve it. は「その問題がどれほど難しくても、解かなければならない」です。
no matter wh- との書き換え
譲歩の複合関係詞は、no matter who / what / when / where / how で書き換えられることがあります。
Whatever you say は No matter what you say、However hard it is は No matter how hard it is に近い意味です。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
複合関係詞は、関係詞に -ever が付いた形で、範囲を限定せずに「誰でも・何でも・いつでも・どこでも」を表します。
whoever / whatever / whichever は名詞節になることが多く、whenever / wherever / however は副詞節になることが多いです。
譲歩の意味では no matter wh- との書き換えも押さえましょう。
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次は、関係詞の中でも 関係詞の発展表現 を整理します。
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