導入
関係詞で最もよく迷うのが、which と where / when の選択です。
先行詞が場所なら where、時なら when と覚えるだけでは、This is the city which I visited. のような文を説明できません。
この記事では、関係詞節の中の欠けを見ることで、関係代名詞と関係副詞を選ぶ手順を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 関係詞をどう見るか
- 基本用法(関係代名詞と関係副詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や先行詞だけに引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
関係代名詞と関係副詞の違いは、関係詞節の中で欠けているものの種類です。
関係代名詞は、主語や目的語などの名詞の働きを補います。関係副詞は、場所・時・理由などの副詞の働きを補います。
先行詞が place でも、関係詞節内で目的語が欠けていれば which です。先行詞が day でも、関係詞節内で副詞の働きが欠けていれば when です。
| 先行詞 | 関係詞節 | 正しい関係詞 | 理由 |
|---|---|---|---|
| the city | I visited ___ | which / that | visited の目的語が欠けている |
| the city | I stayed ___ | where | stay は自動詞で、そこでという副詞が必要 |
| the day | I remember ___ | which / that | remember の目的語が欠けている |
| the day | I met her ___ | when | その日にという副詞が必要 |
基本用法(関係代名詞と関係副詞の概要)
他動詞の目的語が欠けていれば関係代名詞
関係詞節の中で他動詞の目的語が欠けている場合、関係代名詞を使います。
This is the city which I visited. では、visited の目的語が欠けています。先行詞は場所ですが、where ではなく which です。
副詞の働きが欠けていれば関係副詞
関係詞節の中で、主語・目的語はそろっていて、場所や時を表す副詞が欠けている場合、関係副詞を使います。
This is the city where I stayed. では、I stayed は文として成立しますが、「そこで」という場所の情報が必要です。だから where になります。
先行詞だけで決めない
先行詞が場所なら必ず where、時なら必ず when という判断は危険です。
the place which I like では like の目的語が欠けているため which です。the place where I live では live が自動詞で場所の副詞が必要なため where です。
応用例と判別のコツ
自動詞・他動詞の知識が関係詞選択に直結する
関係代名詞と関係副詞の選択では、動詞が目的語を取るかどうかが重要です。
visit, enter, reach, discuss は他動詞なので、後ろに前置詞なしで目的語を取ります。一方、live, stay, arrive などは場所を表す前置詞句や副詞を伴うことが多いです。
when と which の違い
時を表す先行詞でも、remember, forget, spend などの目的語になる場合は which / that を使います。
I remember the day which changed my life. では、the day が changed の主語なので which です。I remember the day when I met her. では、when は on the day です。
why と which の違い
reason を先行詞にしても、関係詞節内で目的語や主語が欠けていれば which / that を使います。
The reason which he gave was strange. では gave の目的語が欠けています。The reason why he left was unclear. では why = for the reason です。
大学受験で問われる重要ポイント
- 関係代名詞と関係副詞は関係詞節の欠けで選ぶ
- 名詞の働きが欠けていれば関係代名詞
- 副詞の働きが欠けていれば関係副詞
- 先行詞が場所でも which になることがある
- 先行詞が時でも which になることがある
- 自動詞・他動詞の区別が重要
- visit / enter / reach / discuss は他動詞として注意
- reason + which / why の違いも欠けで判断する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、先行詞、関係詞節の欠け、関係詞の格、節全体の働きを自分で一度確認してみてください。
Q1. 先行詞が場所なら必ず where?
Q2. This is the city which I visited. はなぜ which?
Q3. This is the city where I stayed. はなぜ where?
Q4. 関係詞選択で動詞の何を見る?
まとめ
関係代名詞と関係副詞の違いは、先行詞の種類だけでは決まりません。関係詞節の中に名詞が欠けているか、副詞の働きが欠けているかで判断します。
場所なら where、時なら when と機械的に決めず、動詞が目的語を取るか、前置詞句が必要かを確認しましょう。
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次は、関係詞の中でも 複合関係詞 を整理します。