導入
関係代名詞は、前置詞の目的語になることがあります。
the house in which I live は「私が住んでいる家」、the person to whom I spoke は「私が話しかけた人」です。
この記事では、前置詞 + 関係代名詞の作り方、前置詞を後ろに残す形、関係副詞との書き換えを整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 関係詞をどう見るか
- 基本用法(前置詞 + 関係代名詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や先行詞だけに引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
前置詞 + 関係代名詞の中心は、先行詞と前置詞の関係を明確にすることです。
I live in the house. の in the house が関係詞節に入ると、the house in which I live となります。which は in の目的語です。
前置詞の直後では、人なら whom、物なら which を使います。that は前置詞の直後には置けません。
| 元の関係 | 前置詞 + 関係代名詞 | 前置詞を後ろに残す形 | 意味 |
|---|---|---|---|
| live in the house | the house in which I live | the house which I live in | 私が住んでいる家 |
| speak to the man | the man to whom I spoke | the man whom I spoke to | 私が話しかけた人 |
| write with the pen | the pen with which I wrote | the pen which I wrote with | 私が書いたペン |
| be proud of the son | the son of whom she is proud | the son whom she is proud of | 彼女が誇りにしている息子 |
基本用法(前置詞 + 関係代名詞の概要)
前置詞の目的語を関係代名詞にする
前置詞 + 名詞の名詞部分が先行詞になっているとき、前置詞 + 関係代名詞の形を作れます。
This is the house. I live in it. なら、it が the house を指すので This is the house in which I live. になります。
前置詞の直後は whom / which
前置詞の直後では、that や who ではなく whom / which を使います。
the man to whom I spoke は可能ですが、the man to who I spoke や the man to that I spoke は不可です。
前置詞を後ろに残すこともできる
前置詞は関係詞節の後ろに残すこともできます。この形は会話や普通の文でよく使われます。
the house in which I live は the house which I live in とも言えます。目的格の which は省略され、the house I live in になることもあります。
応用例と判別のコツ
関係副詞に書き換えられることがある
in which, at which, on which などは、関係副詞 where / when に書き換えられることがあります。
the place in which I live は the place where I live、the day on which I met her は the day when I met her に近い意味です。
動詞・形容詞と前置詞の結びつきを見る
どの前置詞を使うかは、動詞や形容詞との結びつきで決まります。
listen to, look at, depend on, be proud of, be interested in など、熟語として必要な前置詞を落とさないようにします。
前置詞 + which がすべて関係副詞にできるわけではない
with which, by which, about which などは、where / when に単純に置き換えられないことが多いです。
the pen with which I wrote は「それで書いたペン」で、where にはできません。前置詞が場所・時・理由を表すかを確認します。
大学受験で問われる重要ポイント
- 前置詞 + 関係代名詞は前置詞の目的語を関係代名詞にした形
- 前置詞の直後は人なら whom、物なら which
- 前置詞の直後に that は置けない
- 前置詞を関係詞節の後ろに残す形もある
- 目的格の関係代名詞は省略できることがある
- in which / on which は where / when に書き換えられる場合がある
- 動詞・形容詞と前置詞の結びつきを確認する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、先行詞、関係詞節の欠け、関係詞の格、節全体の働きを自分で一度確認してみてください。
Q1. 前置詞の直後に that は置ける?
Q2. the house in which I live を前置詞後置にすると?
Q3. in which が where に近くなるのはどんなとき?
Q4. 前置詞を決めるときに見るものは?
まとめ
前置詞 + 関係代名詞は、前置詞の目的語になっている名詞を先行詞として説明する形です。
前置詞の直後では whom / which を使い、that は使えません。前置詞を後ろに残す形や、where / when との書き換えも合わせて整理しましょう。
この章の進行
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