「気づく」の書き方(notice / realize / recognize)

「気づく」の書き方(notice / realize / recognize)

「間違いに気づいた」「視線に気づいた」「旧友だと気づいた」——日本語ではすべて「気づく」ですが、英語では別の動詞になります。

基本の型は「目で気づく notice」「頭で悟る realize」「それと見分ける recognize」の3つです。

目次

この記事のポイント

  • notice=五感で気づく(目に留まる)
  • realize=頭で理解する・悟る
  • recognize=以前から知っているものだと分かる

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

私は自分が大きな間違いをしたことに気づいた。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

I realized that I had made a big mistake.

「間違いをした」のは気づいた時点より前なので、that 節の中は過去完了(had made)にします。

解説

この問題のポイントは、頭の中で事実に思い至る「気づく」は realize だということです。

解答例の構造

  • realize that ~ =「〜だと悟る・自覚する」
  • 目で見たのではなく頭で理解した気づき
  • 気づいた内容が前の出来事 → that 節は過去完了

よくある間違い①:頭で悟る場面に notice を使う

△ I noticed that I had made a big mistake.

文法的には成立しますが、notice は「見て・聞いて気づく」が中心です。頭の中で間違いを悟ったのなら realize が適切です。

○ I realized that I had made a big mistake.

よくある間違い②:「それと分かる」に realize を使う

× I realized him at once.

realize は人を目的語に取れません。「(見て)誰だか分かった」は recognize です。

○ I recognized him at once.

「気づく」の使い分け一覧

動詞 気づき方
notice 五感で(目に留まる) notice O / notice O doing I noticed someone looking at me.
realize 頭で(事実を悟る) realize that ~ I realized that I was wrong.
recognize それと見分ける recognize O I recognized her voice.
be aware of 気づいている(状態) be aware of ~ / that ~ He was aware of the danger.

見て気づく=notice、頭で悟る=realize、知っているものだと分かる=recognize——気づき方で選びます。

練習問題

次の日本語を英語に直しなさい。

彼女は、誰かが自分を見ているのに気づいた。

解答例と解説を確認する

She noticed someone looking at her.

視線に「目で」気づいた → notice
notice + O + doing(O が〜しているのに気づく)の型です。

別解:She noticed that someone was looking at her.


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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