導入
使役動詞と知覚動詞は、第5文型 SVOC の重要構文です。
どちらも O が C するという関係を作ります。
最大のポイントは、C に動詞の原形が来ることです。
ここで to を入れるミスが頻出です。
- 使役 make / let / have と知覚動詞は後ろが原形
- get O to do は to、help O (to) do はどちらも可
- 受動態では原形が to 不定詞に戻る(be made to do)
第 5 文型 SVOC の深掘り編です。
基本
使役動詞・知覚動詞は、S + V + O + Cの形。
O と C の間に「O が C する」という主語・述語の関係があります。
| 動詞 | 意味 | 後ろの形 |
|---|---|---|
| make O do | O に(強制的に)〜させる | 原形 |
| have O do | O に〜してもらう(依頼・手配) | 原形 |
| let O do | O が〜するのを許す | 原形 |
| get O to do | O に〜してもらう(to 不定詞を使う使役表現) | to 不定詞 |
| help O (to) do | O が〜するのを手伝う | 原形 or to 不定詞 |
| see / hear / watch / feel / notice O | O が〜するのを見る・聞くなど | 原形 / doing / done |
make / have / let と知覚動詞は原形。
get だけは to 不定詞、help はどちらも可、と押さえます。
判別のコツ
make / have / let の意味の違い
3つとも後ろは原形ですが、「させ方」のニュアンスが違います。
| 動詞 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| make | 強制的にさせる | My father made me wash the car. |
| have | 依頼・手配でしてもらう | I had my brother carry the box. |
| let | 許可して〜させる | My parents let me use their car. |
無生物が主語なら、make は「〜する原因になる」の意味にもなります。
知覚動詞の C は原形・doing・done
知覚動詞は、C の形で見え方が変わります。
| C の形 | 関係 | 例 |
|---|---|---|
| 原形 do | O が C する(動作全体) | I saw him cross the street. |
| doing | O が C している(進行中) | I saw him crossing the street. |
| done | O が C される(受動) | I heard my name called. |
受動態では to が戻る
make O do を受動態にすると、原形だった動詞がto 不定詞に戻ります。
知覚動詞も同じです。頻出のひっかけです。
能動では原形、受動では to。
この切り替えを押さえておきましょう。
よくある間違い
間違い 1:使役・知覚の後ろに to を入れる
make / have / let と知覚動詞の後ろは原形。
to は入れません。get だけが get O to do です。
間違い 2:受動態で原形のままにする
受動態になると、原形は to 不定詞に戻ります。
be made to do の形です。
まとめ
- 使役 make / have / let と知覚動詞は後ろが原形
- get O to do は to、help O (to) do はどちらも可
- 知覚動詞の C は原形・doing・doneで意味が変わる
- 受動態では原形がto 不定詞に戻る(be made to do)
使役・知覚は入試英文法の頻出テーマです。
原形・to・受動の切り替えを、セットで覚えておきましょう。
この章の進行
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