「クレームをつける」を claim と書くと、英語では「(権利を)主張する」という別の意味になります。
カタカナ語の多くは、英語と意味がずれた「和製英語」。英作文でそのまま使うと減点や誤解のもとになる代表例を総点検します。
この記事のポイント
- クレーム ≠ claim(苦情は complain / complaint)
- 体型のスタイル ≠ style(figure を使う)
- カタカナ語を見たら「英語で同じ意味か」を疑う
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
彼はいつも私の話にクレームをつける。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
He always complains about what I say.
「苦情を言う」は complain(動詞)、名詞なら complaint です。
解説
この問題のポイントは、「クレーム」=苦情は complain で表すことです(claim ではありません)。
解答例の構造
- complain about ~ =「〜について苦情を言う」
- claim は「(真実・権利だと)主張する」で別の意味
- 「私の話」→ what I say(言うこと)と言い換えると自然
よくある間違い①:「クレーム」に claim を使う
× He always claims about my talk.
claim は「主張する」で、苦情の意味はありません。苦情は complain about ~ です。
○ He always complains about what I say.
よくある間違い②:「体型がいい」に style を使う
× She has a good style.
style は「様式・流儀」です。体型・スタイルの良さは figure を使います。
○ She has a good figure.
要注意カタカナ語一覧
| カタカナ語 | 英語で書くと | 注意 |
|---|---|---|
| クレーム(苦情) | complaint / complain | claim は「主張する」 |
| スタイル(体型) | figure | style は「様式」 |
| スマート(細い) | slim / slender | smart は「賢い」 |
| サイン(署名) | signature / sign(動詞) | sign(名詞)は「標識・兆候」 |
| アルバイト | part-time job | ドイツ語由来の和製語 |
| マンション | apartment / condominium | mansion は「大豪邸」 |
カタカナ語を書く前に「英語でも同じ意味か?」とひと呼吸置く——これだけで大きな誤解を防げます。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
この書類にサインをしてください。
解答例と解説を確認する
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「サインする」は動詞 sign 1語で表せます。
× Please write your sign. とは言えません(名詞の sign は「標識・兆候」の意味です)。
別解:Please put your signature on this document.
