「頼む・要求する」の書き方(ask / demand / require)

「頼む・要求する」の書き方(ask / demand / require)

「窓を開けるよう頼んだ」は asked me to open——では「辞任を要求した」は demanded him to resign でしょうか。実は、この形は書けません。

ask は ask O to do、demand は demand that S (should) do。同じ「求める」でも、取れる型がまったく違います。

目次

この記事のポイント

  • ask O to do(〜するように頼む)
  • demand は demand O to do の形を取れない——that 節を使う
  • require(規則などが義務付ける)も整理する

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

彼女は私に、窓を開けてくれるように頼んだ。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

She asked me to open the window.

依頼の基本形 ask + O + to do です。

解説

この問題のポイントは、依頼の「頼む」は ask O to do の型で書くことです。

解答例の構造

  • ask + me + to open =「私に開けるよう頼む」
  • tell O to do(指示)より丁寧な「依頼」
  • 「尋ねる」の ask(ask a question)とは別用法

よくある間違い①:demand を demand O to do の形で使う

× They demanded him to resign.

demand は demand O to do の形を取れません。demand that S (should) 原形、または demand + 名詞の形を使います。

○ They demanded that he (should) resign.

よくある間違い②:ask の to を落とす

× She asked me open the window.

ask は ask O to do の型です。原形を続けることはできません。

○ She asked me to open the window.

「頼む・要求する」の使い分け一覧

表現 強さ
ask 頼む(依頼) ask O to do
beg 懇願する beg O to do
demand 強く要求する demand that S (should) 原形 / demand + 名詞
require (規則が)義務付ける require O to do / require that S (should) 原形
request 要請する(丁寧・硬い) request that S (should) 原形 / request O to do(硬い)

demand だけは O to do の形を取れません。request・require は that 節も O to do も可です(request O to do は硬い文体で、受動態 You are requested to 〜 が頻出)——型ごと覚えるのが安全です。

練習問題

次の日本語を英語に直しなさい。

彼らは、市長が辞任することを要求した。

解答例と解説を確認する

They demanded that the mayor should resign.

demand that S should 原形(should は省略可:that the mayor resign)
× demanded the mayor to resign とは書けません。

別解:They demanded the mayor’s resignation.


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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