「〜するやいなや…」を英語にしようとして、as soon as 以外の書き方が思い浮かびますか。
入試では同じ意味を複数の構文で書ける力が問われます。
3つの書き方をマスターしましょう。
この記事のポイント
- as soon as / the moment / on doing の3つの構文を整理する
- それぞれの語法と時制のルールを理解する
- よくある間違いを知って、入試で減点されない書き方を身につける
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
彼はその知らせを聞くやいなや走り出した。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
As soon as he heard the news, he started running.
これ以外にも正解になる書き方があります。あとでまとめて紹介します。
解説
この問題のポイントは、2つの出来事がほぼ同時に起きたことを表すことです。
解答例の構造
- As soon as S V, S’ V’ =「SがVするやいなや、S’がV’した」
- as soon as 節は時を表す副詞節 → 未来のことでも現在形
- 過去の出来事なら両方とも過去形でOK
よくある間違い①:as soon as 節に未来形を使う
× As soon as he will arrive, I will call you.
as soon as は時を表す接続詞なので、未来のことでも現在形を使います。
○ As soon as he arrives, I will call you.
よくある間違い②:on doing の on を忘れる
△ Hearing the news, he started running.
分詞構文でも文脈から「〜するとすぐに」の意味は伝わりますが、「〜するやいなや」を明確に表現するなら on doing を使いましょう。入試では on hearing のほうが確実です。
○ On hearing the news, he started running.
「〜するやいなや」3つの書き方
| 構文 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| as soon as S V | As soon as he heard the news, he ran. | 最も一般的。入試で最も安全 |
| the moment S V | The moment he heard the news, he ran. | = as soon as。as soon as とほぼ同義で、口語・文語どちらでも使えます |
| on doing | On hearing the news, he ran. | 簡潔。前置詞 + 動名詞 |
※ hardly … when / no sooner … than という構文もありますが、文頭に置くと倒置を伴うため上級者向けです(非倒置の基本形は He had no sooner heard the news than he ran. です)。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
私が家に着くやいなや、激しい雨が降り始めた。
解答例と解説を確認する
As soon as I got home, it started raining heavily.
as soon as + 過去形, 過去形
「激しい雨が降り始めた」→ it started raining heavily
「家に着く」→ got home
別解:The moment I got home, it started raining heavily.
