「もし〜なら…だろうに」を英語にしようとして、if の時制で迷ったことはありませんか。
現在の事実に反する仮定は仮定法過去で書きます。
時制のルールを確実に押さえましょう。
この記事のポイント
- 仮定法過去の基本構造を理解する
- 直説法との違いを整理する
- よくある間違いを知って、入試で減点されない書き方を身につける
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
もし私がもっとお金を持っていたら、海外旅行ができるのに。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
If I had more money, I could travel abroad.
解説
この問題のポイントは、現在の事実に反する仮定なので仮定法過去を使うことです。
解答例の構造
- If S + 過去形, S’ + would / could / might + 動詞の原形
- 「もっとお金を持っていたら」→ 実際は持っていない → 仮定法過去
- if 節は過去形、主節は would/could + 原形
よくある間違い①:if 節に would を入れる
× If I would have more money, I could travel abroad.
if 節には would を入れません。would は主節で使います。
○ If I had more money, I could travel abroad.
よくある間違い②:be動詞を was にする
△ If I was rich, I would buy a house.
仮定法過去の be動詞は、主語に関係なくwereを使うのが正式です。入試では were を使いましょう。
○ If I were rich, I would buy a house.
よくある間違い③:直説法と仮定法の混同
× If it rains tomorrow, I would stay home.
「明日雨が降ったら」が十分あり得ることなら直説法(If it rains, I will stay home.)、現実に反する仮定なら仮定法(If it rained, I would stay home.)。時制を混ぜてはいけません。
| 種類 | if 節 | 主節 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 直説法 | if + 現在形 | will + 原形 | 十分あり得る仮定 |
| 仮定法過去 | if + 過去形 | would/could + 原形 | 現在の事実に反する仮定 |
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
もし私が鳥なら、あなたのところに飛んでいけるのに。
解答例と解説を確認する
If I were a bird, I could fly to you.
現在の事実に反する仮定 → 仮定法過去
be動詞は were を使う
「飛んでいける」→ could fly(能力の仮定)
