関係副詞と関係代名詞の区別

関係副詞と関係代名詞の区別

where と in which と which——見た目は似ているのに、置き換えられるものとそうでないものがあります。その線引きを、下の英文で確かめましょう。

目次

今回読む英文

まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。

The university where she studied for four years has established a research center in the city in which the first successful experiment was conducted.

語彙チェック

establish
〈物〉を設立する
research
研究
conduct
〈実験など〉を行う
experiment
実験
successful
成功した
自分で訳したら答え合わせ
彼女が4年間学んだ大学は、初めて成功した実験が行われた都市に研究センターを設立した。

構造

S
The university
その大学は
修飾
where she studied for four years
彼女が4年間学んだ(university を修飾・関係副詞=at which)
V
has established
設立した
O
a research center
研究センターを
修飾
in the city in which the first successful experiment was conducted
初めて成功した実験が行われた都市に(in which=where/後ろは完全文)

読解のポイント

1
関係副詞(where / when)は「後ろが完全文」
後ろが欠けのない完全文なら関係副詞(where=場所、when=時)。the place where he lives(he lives が完全)。
2
関係代名詞(which / that)は「後ろに欠けあり」
後ろに主語や目的語の欠けがあれば関係代名詞。一方 where は「前置詞+場所の名詞」のかたまりに相当するので、後ろは完全文のまま in / at which に書き換えられます。
3
判定はいつも「関係詞の後ろの形」
完全文か、欠けありか——関係詞の後ろを見るだけで、関係副詞と関係代名詞を毎回見分けられます。

練習問題

今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。

The night when the Berlin Wall fell was the moment at which the Cold War effectively ended.
自分で訳したら答え合わせ
ベルリンの壁が崩壊した夜は、冷戦が事実上終結した瞬間だった。
まとめ

後ろが完全文なら関係副詞(=前置詞 + which)、欠けありなら関係代名詞です。判定は毎回「関係詞の後ろの形」です。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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