導入
現在分詞は、動詞に -ing を付けた形です。形だけを見ると動名詞と同じですが、現在分詞は名詞を説明したり、補語になったりします。
現在分詞の中心は、能動・進行です。説明される名詞がその動作をしている側なら、現在分詞を使います。
この記事では、現在分詞を「〜している」と訳すだけで終わらせず、名詞との関係、位置、感情を表す形容詞との違いまで整理します。
- 名詞が動作をしているなら doing
- 1語なら前、句なら後ろが基本
- 進行形との違い
- 感情を起こさせる側は doing
基本
現在分詞の中心イメージは、名詞が動作をしている、または名詞が人にその感情を起こさせることです。
a crying baby では baby が cry しています。an exciting game では game が人をわくわくさせる側です。
どちらも、説明される名詞が動作や感情の原因になる側です。ここを押さえると、exciting と excited のような形も整理できます。
| 用法 | 形 | 例 | 判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 名詞修飾 | doing + 名詞 / 名詞 + doing | a sleeping child | 名詞がその動作をしている |
| 補語 | SVC / SVOC | The result was disappointing. | 主語や目的語の状態を説明 |
| 進行形 | be + doing | She is studying. | 述語動詞の一部 |
| 感情形容詞 | exciting / surprising | The movie was exciting. | 人に感情を起こさせる側 |
名詞が動作をしているなら doing
現在分詞は、説明される名詞がその動作をしているときに使います。
the man standing by the door では、man が stand しています。
the girl talking on the phone では、girl が talk しています。
1語なら前、句なら後ろが基本
現在分詞が1語で名詞を説明する場合は、名詞の前に置かれることが多いです。sleeping baby, running water のような形です。
目的語や副詞句を伴って長くなる場合は、名詞の後ろに置きます。
the boy playing soccer in the park のように、分詞句全体で名詞を後ろから説明します。
進行形との違い
be + doing は進行形で、文の述語動詞です。一方、名詞を説明している doing は現在分詞の形容詞用法です。
The boy is running. では is running が述語です。
The boy running over there is my brother. では running over there が boy を説明しています。
判別のコツ
感情を起こさせる側は doing
surprising, exciting, boring, confusing などは、感情を起こさせる側を説明します。
The story was surprising. は「その話が人を驚かせるようなものだった」という意味です。
驚いた人を説明するなら surprised を使います。
自動詞の現在分詞は特に使いやすい
自動詞は目的語を取らないため、名詞がその動作をしている関係を作りやすいです。
falling leaves, sleeping children, boiling water のように、名詞がその動作や状態変化をしていると考えます。
他動詞の現在分詞は目的語を伴える
現在分詞は動詞の性質を残しているため、他動詞なら目的語を取れます。
the student reading a difficult book では、reading が a difficult book を目的語に取っています。
分詞1語だけでなく、どこまでが分詞句かを確認します。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
現在分詞は doing の形で、説明される名詞が動作をしている側、または感情を起こさせる側であることを表します。
動名詞や進行形と形が同じなので、文中で名詞を説明しているのか、述語動詞の一部なのか、名詞として働くのかを必ず分けて考えましょう。
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