「自分の名前が呼ばれるのを聞いた」——知覚動詞の後ろに置くのは、原形でも -ing でもなく、過去分詞です。
基本の型は「O が〈される〉側なら過去分詞」です。see O do(一部始終)、see O doing(途中)に続く、知覚動詞の第3の形です。
この記事のポイント
- 知覚動詞 + O + 過去分詞=Oが〜されるのを見る・聞く
- O と補語の関係が受動なら過去分詞
- 能動なら原形(一部始終)か -ing(途中)
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
I heard my name called.
「名前が呼ばれる」という受動の関係なので、補語は過去分詞 called です。
解説
この問題のポイントは、O(my name)が「呼ぶ」のか「呼ばれる」のかを見ることです。名前は呼ばれる側なので、補語は過去分詞になります。O と補語の間に be 動詞を入れて、My name is called. が成り立つかで確認できます。
解答例の構造
- hear + O + 過去分詞 =「Oが〜されるのを聞く」
- my name と called は「名前が呼ばれる」という受動の関係
- 能動なら hear him call my name(彼が名前を呼ぶのを聞く)
よくある間違い①:受動なのに原形を置く
× I heard my name call.
これでは「私の名前が(誰かを)呼ぶ」という意味になってしまいます。名前は呼ばれる側なので過去分詞 called です。
○ I heard my name called.
よくある間違い②:that 節で書く
△ I heard that my name was called.
文法的には成立しますが、that 節にすると「(人づてに)名前が呼ばれたと聞いた」という伝聞に読まれます。自分の耳で知覚したのなら、hear O done の形が自然です。
○ I heard my name called.
知覚動詞の補語の形
| 形 | O との関係 | 例 |
|---|---|---|
| see [hear] O do | 能動(一部始終) | I saw him cross the road. |
| see [hear] O doing | 能動(途中) | I saw him crossing the road. |
| see [hear] O done | 受動 | I heard English spoken around me. |
| have [get] O done(参考:使役) | 受動 | I had my hair cut. |
O が「する」なら原形か -ing、「される」なら過去分詞。O と補語の間に be 動詞を入れて確かめます。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
彼は誰かに肩を叩かれるのを感じた。
解答例と解説を確認する
He felt his shoulder tapped.
「肩が叩かれる」という受動の関係なので過去分詞 tapped です。
別解:He felt someone tap him on the shoulder.
