導入
分詞は名詞を修飾するだけでなく、補語になることがあります。
The movie was exciting. の exciting は主語 The movie を説明する補語です。I saw him running. の running は目的語 him を説明する補語です。
この記事では、SVC と SVOC に出る分詞を、現在分詞・過去分詞の向きから整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 分詞をどう見るか
- 基本用法(分詞補語の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や -ing / -ed の形に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
補語になる分詞の中心は、S = C または O = C の関係を説明することです。
The door remained closed. では The door = closed の状態です。I found the door locked. では the door = locked の状態だと分かります。
SVOC では、目的語と補語の関係が特に重要です。O が C の動作をしているなら doing、O が C の動作を受けるなら done です。
| 文型 | 形 | 例 | 判断 |
|---|---|---|---|
| SVC | S + be / remain / seem + doing | The game was exciting. | S が人に感情を起こさせる |
| SVC | S + be / remain / seem + done | The door remained closed. | S がその状態にある |
| SVOC | V + O + doing | I saw him running. | O が動作をしている |
| SVOC | V + O + done | I found the window broken. | O が動作を受けている |
基本用法(分詞補語の概要)
SVC の分詞
SVC では、分詞が主語の状態や性質を説明します。
The story was moving. は story が人を感動させる性質を持っているという意味です。She was moved. は She が感動させられた状態です。
SVOC の現在分詞
SVOC で目的語がその動作をしているなら、補語に現在分詞を置きます。
I saw him crossing the street. では、him が cross しています。目的語 him と crossing の関係は能動です。
SVOC の過去分詞
目的語がその動作を受ける側なら、補語に過去分詞を置きます。
I found the window broken. では、window が break されています。We must keep the door locked. では、door が lock された状態です。
応用例と判別のコツ
知覚動詞 + O + doing / done
see, hear, feel, notice などの知覚動詞では、O + doing と O + done の両方が出ます。
I saw him crossing the street. は彼が横断している途中を見たという意味です。I saw the street crowded with people. なら、street が crowd された状態を見たという意味です。
have / get + O + done
have / get + O + done は、目的語が何かをされることを表します。
I had my hair cut. は「髪を切ってもらった」です。my hair が cut される側なので過去分詞です。
leave / keep / find + O + C
leave, keep, find は O + C の形でよく使われます。C には現在分詞・過去分詞・形容詞などが入ります。
Do not leave the water running. は water が run している状態のままにすることです。I found the room cleaned. は room が clean された状態だと分かったという意味です。
大学受験で問われる重要ポイント
- 分詞は SVC の C になれる
- 分詞は SVOC の C になれる
- O が動作をしているなら O + doing
- O が動作を受けるなら O + done
- 知覚動詞では O + doing / done の違いが頻出
- have / get + O + done は「O を〜してもらう・される」
- keep / leave / find + O + C は O と C の関係を見る
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、分詞の形、名詞との関係、主語との関係、能動・受動の向きを自分で一度確認してみてください。
Q1. SVOC で O が動作をしているなら C はどんな形?
Q2. SVOC で O が動作を受けるなら C はどんな形?
Q3. I heard my name called. の my name と called の関係は?
Q4. I had my watch repaired. の意味は?
まとめ
分詞は補語として、主語や目的語の状態を説明できます。SVC では S = C、SVOC では O = C の関係を見ます。
特に SVOC では、目的語が動作をしているなら doing、動作を受けるなら done です。知覚動詞、have / get、keep / leave / find は入試でよく問われます。
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次は、分詞の中でも 分詞構文の基本 を整理します。