導入
that は、人にも物にも使える関係代名詞です。
the person that helped me, the book that I bought のように、who や which の代わりに使えることがあります。
この記事では、that の基本用法、that が好まれる場合、that を使いにくい場合を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 関係詞をどう見るか
- 基本用法(関係代名詞 that の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や先行詞だけに引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
関係代名詞 that の中心は、先行詞を限定する力の強さです。
that は制限用法でよく使われ、先行詞が「どれなのか」をはっきり絞る働きに向いています。
一方、カンマを使う非制限用法や、前置詞の直後では that は使えません。that は万能に見えますが、使える場所には制限があります。
| 場面 | that の可否 | 例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 人・物を説明 | 使える | the person that I respect | who / which の代わりになる |
| 最上級・序数・only など | 好まれやすい | the best movie that I have seen | 先行詞を強く限定 |
| 人 + 物 | 好まれやすい | people and things that I saw | who / which で迷うため |
| 非制限用法 | 使えない | My father, who lives in Kyoto, … | カンマの後は who / which |
| 前置詞の直後 | 使えない | the house in which I live | in that は不可 |
基本用法(関係代名詞 that の概要)
that は人にも物にも使える
that は、先行詞が人でも物でも使える関係代名詞です。
the man that helped me では that が helped の主語、the bag that I bought では that が bought の目的語です。
先行詞を強く限定するときに好まれやすい
先行詞に最上級、序数、the only, the very, all, every, no などが付くと、that が好まれやすくなります。
the best book that I have ever read のように、先行詞が強く限定されているからです。
人と物が並ぶ先行詞にも that
先行詞が人と物の両方を含む場合、who か which かを選びにくいため、that が使われます。
the people and things that I saw のようにまとめて説明できます。
応用例と判別のコツ
非制限用法では that を使わない
カンマを使って補足説明を加える非制限用法では、that は使えません。
My father, who lives in Kyoto, is a doctor. の who を that にすることはできません。
前置詞の直後では that を使わない
前置詞 + 関係代名詞の形では、that は使えません。
the house in which I live は可能ですが、the house in that I live は不可です。前置詞を後ろに残すなら the house that I live in は可能です。
接続詞 that と混同しない
関係代名詞 that は、関係詞節の中で主語や目的語として働きます。接続詞 that は、名詞節を導くだけで節内の成分にはなりません。
The news that surprised me was true. の that は surprised の主語なので関係代名詞です。I heard that he passed the exam. の that は接続詞です。
大学受験で問われる重要ポイント
- that は人にも物にも使える関係代名詞
- 制限用法でよく使う
- 最上級・序数・only・all・no などの後で好まれやすい
- 人と物が並ぶ先行詞には that が便利
- 非制限用法では that を使わない
- 前置詞の直後では that を使わない
- 接続詞 that と関係代名詞 that を区別する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、先行詞、関係詞節の欠け、関係詞の格、節全体の働きを自分で一度確認してみてください。
Q1. that は人にも物にも使える?
Q2. 非制限用法で that は使える?
Q3. 前置詞の直後に that は置ける?
Q4. 関係代名詞 that と接続詞 that の違いは?
まとめ
that は人にも物にも使える便利な関係代名詞ですが、使える場所には制限があります。
最上級・only・all などで先行詞が強く限定されるときは that が好まれます。一方、非制限用法と前置詞の直後では that を使えない点に注意しましょう。
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