5 文型の見分け方まとめ

5 文型の見分け方まとめ
目次

導入

英語の文は、すべて5つの文型のどれかに収まります。
この章で学んだ内容の集大成として、5文型を一気に整理します。

文型
第1文型 SV
第2文型 SVC
第3文型 SVO
第4文型 SVOO
第5文型 SVOC

文型を見抜けるかどうかで、和訳が変わります。

I found the book interesting.
その本がおもしろいとわかった。(○ SVOC)

「おもしろい本を見つけた」は誤りです。
the book = interesting なので第5文型です。

この記事のポイント(読了6分)
  • まず M を外して文の骨組みを見る
  • イコール関係(S=C/O=C)で文型が決まる
  • 5文型早見表で最終確認

第1章「品詞と文型」を統合する集大成記事です。

基本

文型判断のコツは、骨組みを取り出すこと。
時・場所・方法などの修飾語 M を、いったん外します。

He studied English in the library after school.
彼は放課後、図書館で英語を勉強しました。

in the library / after school は M。
外すと骨組みは He studied English(第3文型 SVO)です。

文型を決める判別ルール

骨組みが見えたら、次の関係で文型が決まります。

関係 文型
動詞の後ろに O も C もない(M のみ) 第1文型 SV
S = C 第2文型 SVC
動詞の直後の名詞が S と ≠(動作の対象) 第3文型 SVO
O1 ≠ O2 第4文型 SVOO
O = C 第5文型 SVOC

カギはイコールで結べるか
S=C なら SVC、O=C なら SVOC です。

5文型早見表

文型 判別の決め手
第1文型 S+V(+M) O も C もない He runs. / He lives in Tokyo.
第2文型 S+V+C S = C She is kind. / He became a doctor.
第3文型 S+V+O O は対象、S ≠ O I read a book. / She opened the door.
第4文型 S+V+O1+O2 O1 ≠ O2 He gave me a book.
第5文型 S+V+O+C O = C She made me happy. / We call him Ken.

判別のコツ

3ステップで見抜く

どんな長い文でも、次の手順で文型が決まります。

The news made her very happy yesterday.
その知らせは昨日、彼女をとても喜ばせた。
手順 作業
① S と V The news(S)/ made(V)
② M を外す very・yesterday を外す
③ 残りを確認 her = happy → 第5文型 SVOC

S・V を見つけ、M を外し、残りがイコールかを確認する。
この順番が安定します。

同じ動詞でも文型が変わる

動詞だけでは文型は決まりません。
後ろの形で判断します。

例文 文型
She got angry.(She = angry) SVC
She got a letter.(a letter は対象) SVO
She got me a ticket.(me ≠ a ticket) SVOO

よくある間違い

間違い 1:M を数えて文型を誤る

誤りHe lives in Tokyo. を SVO と考える
正しくはin Tokyo は M。骨組みは He lives → SV
日本語訳彼は東京に住んでいます。

前置詞のついた名詞は M。
目的語 O とは数えません。

間違い 2:SVOO と SVOC を取り違える

誤りWe call him Ken. を SVOO と考える
正しくはhim = Ken なので SVOC
日本語訳私たちは彼をケンと呼びます。

後ろ2語がイコールなら SVOC、別物なら SVOO。
「=で結べるか」で判断します。

まとめ

  • まずM を外して骨組みを見る
  • S = C なら SVC、O = C なら SVOC
  • 後ろ2語がイコールなら SVOC、別物なら SVOO
  • 文型は動詞ではなく後ろの形で決まる

5文型は、英文法と長文読解すべての土台です。
この早見表を手元に、たくさんの英文で判別を練習していきましょう。


この章の進行

第 1 章はここで完結。次章は 第 2 章 時制 です。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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