導入
第1文型は、S+Vだけで成り立つ、最もシンプルな文型です。
He が主語 S、runs が動詞 V。
目的語 O も補語 C もありません。
シンプルですが、入試では自動詞と修飾語 Mの理解が問われます。
たとえば、次の文。
Tokyo という名詞につられて目的語と思いがちですが、in Tokyo は場所の M。
骨組みは He lives なので、これも第1文型です。
- 第1文型は S+V。後ろに M がついても S+V が骨組みなら第1文型
- 自動詞は目的語を直接取らない
- 対象を表すときは前置詞(listen to / look at / wait for)
S・V・O・C・M の記号については、前の記事 S・V・O・C・M とは? で扱いました。本記事はその続きです。
基本
第1文型は「主語が動作する・存在する」を表します。
動詞の後ろに目的語・補語がなくても、文が完成します。
The baby が S、cried が V。
「何を泣いた」とは言いません。
cry のように目的語を直接取らない動詞を、自動詞といいます。
自動詞の後ろに語が続いても、その多くは修飾語 M(場所・時・方法)です。
in Kyoto は場所の M。
yesterday は時の M。
骨組みは The accident happened です。
M がつくと文は長くなりますが、骨組みが S+V なら第1文型です。
第1文型で使われる代表的な自動詞:
| 動詞 | 意味 |
|---|---|
| come / go | 来る/行く |
| run / walk | 走る/歩く |
| arrive | 到着する |
| happen / occur | 起こる |
| live / exist | 住む/存在する |
| rise / fall | 昇る/落ちる |
自動詞+前置詞(頻出)
自動詞は目的語を直接取れません。
「〜を」という対象を表すときは、前置詞が必要です。
listen は自動詞。
music を直接は置けず、to が必要です。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| listen to A | Aを聞く |
| look at A | Aを見る |
| wait for A | Aを待つ |
| arrive at / in A | Aに着く |
| apologize to A | Aに謝る |
日本語では「〜を」でも、英語では前置詞が要ります。
ここが入試で狙われます。
よくある間違い
間違い 1:自動詞に目的語を直接つける
listen は自動詞なので、to が必要です。
look at, wait for も同じ発想です。
間違い 2:arrive に前置詞をつけ忘れる
arrive は自動詞。
場所を表すときは at や in が必要です(他動詞 reach なら reach the airport)。
間違い 3:副詞を補語 C と混同する
She ≠ happily なので、補語ではありません。
happily は動詞 smiled を説明する副詞(M)で、文型は SV です。
まとめ
- 第1文型は S+V。後ろに M がついても、骨組みが S+V なら第1文型
- 自動詞は目的語を直接取らない
- 対象は前置詞で表す(listen to / look at / wait for / arrive at)
- 前置詞の後ろの名詞は、文型上の O ではなく M
次は、be 動詞などを使う第2文型 SVCを見ていきます。
この章の進行
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次は、第2文型 SVC で S = C の関係 を見抜くポイントを整理します。
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