「〜する価値がある」の書き方(be worth doing)

「〜する価値がある」の書き方(be worth doing)

「この本は読む価値がある」を This book is worth to read. と書いてしまう——worth まわりは形のルールがはっきりしているのに、誤りが絶えない構文です。

基本の型は「S is worth doing = Sは〜する価値がある」です。worth の後ろは動名詞で、しかも主語がその動名詞の目的語を兼ねるという独特の形です。

目次

この記事のポイント

  • S is worth doing:worth の後ろは動名詞
  • 主語 S が doing の意味上の目的語を兼ねる(it は置かない)
  • worth の後ろに名詞を直接置く形(worth a visit)もある

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

この本は二度読む価値がある。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

This book is worth reading twice.

reading の目的語は主語の this book が兼ねるので、reading の後ろに it を置いてはいけません。

解説

この問題のポイントは、worth の後ろは動名詞で、「読む」対象は主語がそのまま兼ねるということです。「この本を読む」と考えて it を足すと誤りになります。

解答例の構造

  • S is worth doing =「Sは〜する価値がある」
  • worth の後ろは動名詞(to 不定詞は不可)
  • reading の目的語 = 主語 this book(だから it 不要)

よくある間違い①:worth の後ろに不定詞を置く

× This book is worth to read twice.

worth は後ろに動名詞か名詞を取ります。to 不定詞は続けられません。

○ This book is worth reading twice.

よくある間違い②:動名詞の後ろに it を足す

× This book is worth reading it twice.

この構文では主語がそのまま動名詞の目的語を兼ねます。it を置くと目的語が二重になり誤りです。

○ This book is worth reading twice.

「価値がある」の表現一覧

表現
S is worth doing 主語=doing の目的語 This book is worth reading.
S is worth + 名詞 worth の後ろに名詞 Kyoto is worth a visit.
It is worthwhile to do/doing 形式主語 it を使う It is worthwhile to read this book.
deserve + 名詞/to do 〜に値する His effort deserves praise.

迷ったらS is worth doing に当てはめて、「主語を doing の後ろに戻して意味が通るか」を確認しましょう。

練習問題

次の日本語を英語に直しなさい。

その美術館は訪れる価値があります。

解答例と解説を確認する

The museum is worth visiting.

visiting の目的語は主語の the museum が兼ねる形です。visiting it としないよう注意してください。

別解:The museum is worth a visit.
別解:It is worthwhile to visit the museum.


DAILY STUDY
毎日5問で文法力を定着させる
英作文の土台は文法です。1回5問・約3分で確認できます。
ONLINE LESSON
無料体験のご案内
1対1・60分・完全無料・勧誘なし。英作文で「書ける」状態に変える学習方針を、個別にご提案します。

無料体験を申し込む →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

目次