「明日晴れるといいな」「英語がもっと話せたらなあ」——どちらも「願望」ですが、英語では hope と wish で書き分けます。
基本の型は「実現の見込みがあるなら hope、現実に反する願望なら wish」です。wish の後ろは仮定法になる——ここまでがワンセットです。
この記事のポイント
- hope=実現可能な願い(後ろは直説法)
- wish=現実に反する願望(後ろは仮定法)
- wish + 仮定法過去=今のこと、wish + 仮定法過去完了=過去のこと
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
明日は晴れるといいのだが。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
I hope it will be sunny tomorrow.
明日晴れることは十分ありうる(実現可能な願い)ので hope です。hope の that 節では、未来のことを現在形で代用して I hope it is sunny tomorrow. と書くこともできます。
解説
この問題のポイントは、実現の見込みで hope と wish を選ぶことです。「晴れるかもしれない」と思って願うなら hope。もし wish で書くと「どうせ晴れないだろうけど」という響きになってしまいます。
解答例の構造
- hope (that) S V =「〜だといいと思う」
- that 節の中は直説法(will または現在形)
- 実現可能な願い → hope / 現実に反する願望 → wish
よくある間違い①:実現可能な願いに wish + will を使う
× I wish it will be sunny tomorrow.
wish の後ろは仮定法なので、will は置けません(使うなら would)。そもそも「明日晴れる」は実現可能な願いなので、hope で書くのが適切です。
○ I hope it will be sunny tomorrow.
よくある間違い②:現実に反する願望に hope を使う
× I hope I could speak English better.
hope の後ろに仮定法過去(could)を置くことはできません。「実際には話せないけれど、話せたらなあ」という現実に反する願望は wish + 仮定法過去です。
○ I wish I could speak English better.
hope / wish の使い分け一覧
| 表現 | 後ろの形 | 例 |
|---|---|---|
| hope (that) S V | 直説法(will/現在形) | I hope you will pass the exam. |
| wish + 仮定法過去 | 過去形(今の反実) | I wish I had more time. |
| wish + 仮定法過去完了 | had done(過去の反実) | I wish I had studied harder. |
| If only + 仮定法 | 仮定法(強い願望) | If only I could fly! |
かなうかもしれない願い=hope、かなわない(かなわなかった)願い=wish。wish を選んだ瞬間に、後ろは仮定法です。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
自分の車があればなあ。
解答例と解説を確認する
I wish I had my own car.
実際には持っていない → 現実に反する今の願望なので、wish + 仮定法過去(had)です。
別解:If only I had my own car.
