関係詞の省略を見抜く

関係詞の省略を見抜く

名詞のすぐ後ろに、いきなり別の名詞と動詞が続く——「何かが足りない」ように見えるこの形が、長い主語の正体だったりします。下の英文で確かめましょう。

目次

今回読む英文

まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。

The opportunities the internet has created for people living in remote areas are something previous generations could never have imagined.

語彙チェック

opportunity
機会
create
〈物〉を作り出す
remote
遠く離れた
previous
以前の
generation
世代
imagine
〈物〉を想像する
自分で訳したら答え合わせ
インターネットが遠く離れた地域に住む人々のために作り出した機会は、以前の世代には決して想像できなかったものだ。

構造

S
The opportunities
その機会は
修飾
the internet has created for people living in remote areas
インターネットが遠く離れた地域に住む人々のために作り出した(opportunities を修飾・関係代名詞 that/which の省略)
V
are
〜である
C
something
もの
修飾
previous generations could never have imagined
以前の世代が想像もできなかった(something を修飾・省略)

読解のポイント

1
名詞 + 名詞 + 動詞 は関係代名詞の省略を疑う
名詞の直後に「別の名詞 + 動詞」が続いたら、目的格の関係代名詞(that / which)の省略。省いた that を補って読みます(the book I read = 私が読んだ本)。
2
省略できるのは目的格の関係代名詞
関係詞節内の他動詞に目的語の欠けがあり、その欠けが先行詞。主格は原則省略できません。
3
名詞にかかる -ing は現在分詞
名詞直後の -ing は現在分詞で名詞を修飾(people living in remote areas = 辺鄙な地域に住む人々)。

練習問題

今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。

The person the committee chose as leader turned out to be someone the company had hired only a week earlier.
自分で訳したら答え合わせ
委員会がリーダーに選んだ人物は、会社がわずか1週間前に雇ったばかりの人であることが判明した。
まとめ

名詞 + 名詞 + 動詞は関係代名詞(目的格)の省略。省いた that を補うと構造が見えます。名詞 + -ing は現在分詞の修飾です。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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