「AをBのせいにする」の書き方(blame A for B)

「AをBのせいにする」の書き方(blame A for B)

「失敗を他人のせいにした」——日本語の語順のまま英語にすると、blame の目的語を取り違えて意味が壊れます。

基本の型は「blame A for B = B のことで A を責める」です。英語では「責める相手(人)」が先、「原因・事柄」が for の後ろ——日本語と発想の順番が逆になるのがポイントです。

目次

この記事のポイント

  • blame A for B=Bのことで A を責める
  • blame B on A=B(事)を A に押しつける、の型もある
  • 「Aに責任がある」は A is to blame for B

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

彼は自分の失敗を他人のせいにした。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

He blamed others for his failure.

「他人を、失敗のことで責めた」と発想を変換します。blame の直後は責任を負わせる相手です(ふつうは人ですが、天気など人以外にも使えます)。

解説

この問題のポイントは、日本語の「BをAのせいにする」を「Aを、Bのことで責める」と組み替えることです。blame A for B の A に責める相手(others)、for の後ろに事柄(his failure)を置きます。blame his failure on others と「事 on 人」の型で書くこともできます。

解答例の構造

  • blame A for B =「Bのことで A を責める」
  • A=others(人)、B=his failure(事柄)
  • blame B on A(事を人に押しつける)でも書ける

よくある間違い①:A と B を逆に置く

× He blamed his failure for others.

blame の直後は「責任を負わせる相手」、for の後ろが「原因となった事柄」です。この語順では、失敗そのものを「責める相手」の位置に置いた、意味の通らない文になります。

○ He blamed others for his failure.

よくある間違い②:blame B の後ろを to にする

× He blamed his failure to others.

「事柄を人に押しつける」型は blame B on A です。to を使いたいなら attribute B to A(BをAに帰する)という別の動詞になります。

○ He blamed his failure on others.

「せいにする・責任がある」の表現一覧

表現 意味
blame A for B Bのことで A を責める She blamed me for the mistake.
blame B on A B を A のせいにする She blamed the mistake on me.
A is to blame for B A に B の責任がある The driver is to blame for the accident.
attribute B to A B を A に帰する(硬い) He attributed his success to luck.
It is A’s fault that 〜 〜なのは A のせいだ It is my fault that we lost.

A is to blame(責任がある)は to blame のままで使うのが慣用です(to be blamed としない)。

練習問題

次の日本語を英語に直しなさい。

その事故を天気のせいにすることはできない。

解答例と解説を確認する

You cannot blame the accident on the weather.

「事故(事柄)を天気に押しつける」ので blame B on A の型が素直です。一般論の主語には you を使います。

別解:You cannot blame the weather for the accident.
別解:The weather is not to blame for the accident.


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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