補語が文頭に出る倒置(CVS)を元の文型に戻す

補語が文頭に出る倒置(CVS)を元の文型に戻す

So で始まったのに、疑問文でもない。主語はどこにあるのか——下の英文で、この変わった語順の正体を確かめましょう。

目次

今回読む英文

まずノートに書き写して、自分で訳してみてください。

So great was the explorer’s determination to reach the summit that neither the freezing temperatures nor the warnings of his companions could persuade him to turn back.

語彙チェック

determination
決意
reach
〈場所〉に到達する
summit
頂上
freezing
凍てつくような
companion
仲間
persuade
〈人〉を説得する
turn back
引き返す
neither … nor …
…も〜も…ない
explorer
探検家
自分で訳したら答え合わせ
その探検家の頂上に到達しようとする決意はあまりに強かったので、凍てつく寒さも仲間たちの警告も、彼を引き返させることはできなかった。

構造

C(補語・前置)
So great
あまりに強い(補語 C が文頭=倒置)
V
was
〜だった
S
the explorer’s determination to reach the summit
頂上に到達しようとする探検家の決意は(元は The determination was so great)
結果節
that neither the freezing temperatures nor the warnings of his companions could persuade him to turn back
凍てつく寒さも仲間の警告も彼を引き返させられなかった(so … that の結果)

読解のポイント

1
文頭が〈So+形容詞〉や Such → 補語前置の倒置(CVS)
文頭がいきなり〈So+形容詞〉(So great)や Such なら、補語のかたまりが前に出た倒置。後ろに V S が続くと身構え、元の SVC に戻します。
2
So ~ that … / Such ~ that … は結果構文
So 形容詞 was S that … は「とても〜なので…」の結果構文。文頭の So は後ろの that 節と呼応します。
3
語句メモ——neither A nor B / persuade O to do
構造ではなく語句の補足です。neither A nor B「A も B も〜ない」、persuade O to do「O を説得して〜させる」。倒置の範囲は that 節の始まりで終わります。

練習問題

今回のポイントを意識して、別の英文を読んでみましょう。

Such was the public outrage over the decision that the government was forced to reconsider its policy within days.
自分で訳したら答え合わせ
その決定に対する世論の反発はあまりに大きく、政府は数日のうちに方針の再考を迫られた。
まとめ

文頭が〈So+形容詞〉や Such なら補語前置の倒置(CVS)。後ろの V S を見つけ、元の SVC に戻します。So ~ that は結果構文です。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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