「〜のせいで…できない」の書き方

「〜のせいで…できない」の書き方

「〜のせいで…できない」を英語にしようとして、because を使った長い文になっていませんか。

英語にはprevent / keep / stop + O + from doing という便利な構文があります。
これを使えば、1文でスッキリ書けます。

目次

この記事のポイント

  • prevent / keep / stop O from doing の使い方を整理する
  • それぞれのニュアンスの違いを理解する
  • よくある間違いを知って、入試で減点されない書き方を身につける

問題

次の日本語を英語に直しなさい。

大雨のせいで私たちは外出できなかった。

まずは自分で書いてみてください。

解答例

The heavy rain prevented us from going out.

これ以外にも正解になる書き方があります。あとでまとめて紹介します。

解説

この問題のポイントは、「大雨」を主語にすることです。日本語では「〜のせいで」と原因を後ろに置きますが、英語では原因を主語にするのが自然です。

解答例の構造

The heavy rain prevented us from going out.

  • prevent O from doing =「Oが〜するのを妨げる」
  • 「大雨」が主語 →「大雨が私たちの外出を妨げた」
  • from のあとは動名詞(going)

よくある間違い①:from を省略する

△ The heavy rain prevented us going out.

prevent O from doing の from は省略しないのが標準です。
(イギリス英語では prevent / stop の from が省略されることもありますが、keep は from を省略すると「Oに〜させ続ける」という別の意味になります。入試では from を必ず付けましょう。)

○ The heavy rain prevented us from going out.

よくある間違い②:to 不定詞を使う

× The heavy rain prevented us to go out.

prevent / keep / stop のあとはfrom + 動名詞です。to 不定詞は使えません。

○ The heavy rain prevented us from going out.

レベルアップ:because of でも書けるが

Because of the heavy rain, we could not go out.

この書き方も文法的に正しく、減点もされません。ただし、原因を主語に立てて prevent で書くと、より英語らしく簡潔になります。

prevent / keep / stop の使い分け

動詞 構文 ニュアンス
prevent prevent O from doing 完全に阻止する(最もフォーマル)
keep keep O from doing 〜させないようにする(継続的なニュアンス)
stop stop O from doing 〜を止める(やや口語的)

入試では prevent が最も使いやすいです。迷ったら prevent を選びましょう。

練習問題

次の日本語を英語に直しなさい。

騒音のせいで彼は勉強に集中できなかった。

解答例と解説を確認する

The noise prevented him from concentrating on his studies.

「騒音」を主語にする → The noise
「集中する」→ concentrate on
「勉強」→ his studies

別解:The noise kept him from focusing on his studies.


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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