導入
名詞節は、節全体が名詞の働きをする形です。
I think that he is right. の that he is right は、think の目的語です。Whether he will come is uncertain. の whether he will come は主語です。
この記事では、that 節、whether / if 節、疑問詞節が、主語・目的語・補語・同格として働くしくみを整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 接続詞・前置詞をどう見るか
- 基本用法(名詞節の接続詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や後ろの形に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
名詞節の中心は、主語と動詞を含む節全体が名詞の位置に入ることです。
名詞は主語・目的語・補語になります。同じように、that S V、whether S V、what S V などの節も、文の中で名詞の働きをします。
副詞節との違いは、節が文の中心要素になっているかどうかです。because S V や when S V は状況を足す副詞節になりやすい一方、that S V や whether S V は名詞の位置に入ります。
| 形 | 働き | 例 | 注意 |
|---|---|---|---|
| that S V | 事実・内容を表す名詞節 | I know that he is honest. | 目的語の that は省略されることがある |
| whether S V | 〜かどうか | Whether he will come is uncertain. | 主語・補語・前置詞の後ろで使いやすい |
| if S V | 〜かどうか | I wonder if he will come. | 目的語節でよく使う |
| 疑問詞 S V | 何を・いつ・なぜなど | I know where he lives. | 語順は疑問文ではなく平叙文 |
| the fact that S V | 同格 | the fact that he passed | that 節が前の名詞の内容を説明 |
基本用法(名詞節の接続詞の概要)
that 節は内容を表す
that S V は「S が V すること」という内容を表します。
I think that he is right. では、that he is right が think の目的語です。目的語の that は省略されることがあります。
whether / if は「〜かどうか」
whether と if は、名詞節で「〜かどうか」を表します。
I do not know whether he will agree. は「彼が同意するかどうかわからない」です。目的語節では if もよく使われます。
疑問詞節は語順に注意する
what, where, when, why, how などが名詞節を作ることがあります。
I know where does he live. ではなく、I know where he lives. です。間接疑問では、疑問文の語順ではなく、主語 + 動詞の語順になります。
応用例と判別のコツ
that 節は前置詞の直後に置きにくい
that 節は名詞節ですが、普通は前置詞の直後にそのまま置きにくいです。
I am sure of that he is honest. ではなく、I am sure that he is honest. または I am sure of the fact that he is honest. のようにします。
whether は if より使える範囲が広い
whether は主語・補語・前置詞の目的語・to 不定詞の前などで使いやすいです。
if は名詞節では主に目的語節で使います。Whether to go is a difficult question. のように、whether to do の形も重要です。
同格の that 節
the fact, the news, the idea, the belief などの名詞の後ろに that 節が来ると、その名詞の内容を説明することがあります。
the news that he won the prize は「彼が賞を取ったという知らせ」です。この that は関係代名詞ではなく、内容を導く接続詞です。
大学受験で問われる重要ポイント
- 名詞節は節全体が名詞の働きをする
- that 節は内容を表す
- 目的語の that は省略されることがある
- whether / if は「〜かどうか」
- 間接疑問は疑問文語順ではなく主語 + 動詞
- that 節は前置詞の直後に置きにくい
- whether は主語・前置詞の後ろ・whether to do で使いやすい
- 同格の that と関係代名詞 that を区別する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、接続詞なら後ろの節、前置詞なら後ろの名詞句を自分で一度確認してみてください。
Q1. that he is right はどんな働きをする?
Q2. I know where does he live. の誤りは?
Q3. whether と if のうち、主語にしやすいのは?
Q4. the fact that S V の that は何をする?
まとめ
名詞節を作る接続詞には that, whether / if, 疑問詞があります。節全体が主語・目的語・補語などの名詞の位置に入ります。
間接疑問の語順、whether と if の使い分け、that 節と前置詞の相性、同格の that は、大学受験で特に問われます。
この章の進行
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次は、接続詞・前置詞の中でも 相関接続詞 を整理します。