従属接続詞

従属接続詞
目次

導入

従属接続詞は、主節に従う節を作る接続詞です。

because he was tired, if it rains, when I arrived, although it was difficult のように、後ろに主語と動詞を含む節が続きます。

この記事では、従属接続詞の基本、主節と従属節の関係、時・条件・理由・譲歩の読み方を整理します。

この記事のポイント(読了6分)
  • 主節と従属節を分ける
  • 従属節は文頭にも文末にも置ける
  • 時・条件の副詞節では未来を現在形で表す
  • because / since / as の違い

基本

従属接続詞の中心は、1つの節を主節に従わせることです。

I stayed home because I was tired. では、I stayed home が主節、because I was tired が理由を表す従属節です。

従属節だけでは文として完結しにくく、主節に意味を足します。

読解では、従属節を見つけたら、どこまでが従属節か、主節はどこか、従属節が主節にどんな意味を加えているかを確認します。

意味 代表的な接続詞 読み方
理由 because / since / as because he was tired 〜なので
条件 if / unless / provided that if it rains もし〜なら
when / while / before / after / until when I arrived 〜するとき
譲歩 although / though / even though although it was hard 〜だけれども
目的 so that / in order that so that he could pass 〜するために
結果 so … that / such … that so tired that he slept とても〜なので…

主節と従属節を分ける

従属接続詞が作る節を従属節と呼びます。従属節は、主節に意味を足す部分です。

Because I was tired, I went to bed early. では、Because I was tired が理由、I went to bed early が主節です。

If you are free, please call me.
If 節が条件、please call me が主節です。
Although it was raining, we played soccer.
Although 節が譲歩、we played soccer が主節です。

従属節は文頭にも文末にも置ける

従属節は文頭にも文末にも置けます。

文頭に置くときは、従属節の終わりにカンマを置くことが多いです。文末に置くときは、短い文ではカンマを置かないことが多いです。

When I got home, my sister was cooking dinner.
従属節が文頭。
My sister was cooking dinner when I got home.
従属節が文末。

時・条件の副詞節では未来を現在形で表す

時・条件を表す副詞節では、未来の内容でも現在形を使います。

I will call you when I arrive. では、arrive は未来の到着を表していますが、when 節の中なので現在形です。

I will help you if I have time tomorrow.
if 節の中は have。
We will start the meeting when everyone arrives.
when 節の中は arrives。

判別のコツ

because / since / as の違い

because は理由をはっきり述べる接続詞です。

since と as は、相手もある程度知っている理由や、背景としての理由を表すことがあります。

受験では、どれも理由を導く接続詞として処理しつつ、because が最も理由を強く示すと押さえます。

I stayed home because I had a fever.
理由を明確に述べています。
Since it was late, we decided to go home.
遅かったので、帰ることにした。

although / though / even though

although と though は「〜だけれども」を表します。

even though は「たとえ実際に〜であっても」という強い譲歩です。主節に but を重ねて使えない点にも注意します。

Although he was tired, he kept working.
疲れていたが働き続けた。
Even though the problem was difficult, she solved it.
難しかったにもかかわらず解いた。

unless は if … not に近い

unless は「もし〜でなければ」を表します。

I will not go unless you come with me. は「あなたが一緒に来ないなら行きません」です。

unless 自体に否定の意味があるので、余計な not を入れないようにします。

Unless it rains, we will have a picnic.
雨が降らなければピクニックをします。
You cannot enter the room unless you have a ticket.
チケットがなければ入れません。

よくある間違い

間違い 1

誤りI will call you when I will arrive.
正しくはI will call you when I arrive.
理由時を表す副詞節では未来の内容でも現在形を使います。

間違い 2

誤りAlthough it was raining, but we went out.
正しくはAlthough it was raining, we went out. / It was raining, but we went out.
理由although 節がある文では、主節に but を付けられません。

間違い 3

誤りUnless you do not hurry, you will miss the bus.
正しくはUnless you hurry, you will miss the bus.
理由unless に否定の意味があるので、不要な not を入れません。

まとめ

従属接続詞は、理由・条件・時・譲歩などを表す従属節を作ります。

主節と従属節を分け、従属節が主節にどんな意味を足しているかを読むことが重要です。時・条件の副詞節では未来を現在形で表す点も頻出です。


この章の進行

次は、接続詞・前置詞の中でも 副詞節を作る接続詞 を整理します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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