導入
原級比較は、as … as を使って「〜と同じくらい」を表す形です。
This room is as large as that one. なら「この部屋はあの部屋と同じくらい広い」です。
この記事では、as … as の基本、否定形 not as … as、as much/many as、as … as possible まで整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 比較をどう見るか
- 基本用法(原級比較の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や比較表現の形に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
原級比較の中心は、2つのものを同じものさしで比べることです。
as と as の間には、形容詞または副詞の原級を置きます。as taller as や as more important as のように比較級を入れないことが重要です。
否定形では「同じくらいではない」から「〜ほど…ではない」という意味になります。比較級に書き換えられることも多いです。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| as + 原級 + as | 〜と同じくらい | as tall as Ken |
| not as + 原級 + as | 〜ほど…ではない | not as tall as Ken |
| as much + 不可算名詞 + as | 〜と同じくらい多くの量 | as much water as we need |
| as many + 複数名詞 + as | 〜と同じくらい多くの数 | as many books as Ken has |
| as … as possible | できるだけ〜 | as soon as possible |
基本用法(原級比較の概要)
as と as の間は原級
as … as の … には、形容詞・副詞の原級を入れます。
比較級や最上級は入れません。as fast as, as carefully as, as important as のように、もとの形を使います。
否定形は「〜ほど…ではない」
not as … as は「〜ほど…ではない」を表します。
This book is not as difficult as that one. は「あの本ほど難しくない」です。This book is easier than that one. と近い意味になります。
as much / many as は数量を比べる
数量を比べるときは、名詞に合わせて much と many を使い分けます。
不可算名詞なら as much water as、複数名詞なら as many books as です。much と many は名詞の性質で決まります。
応用例と判別のコツ
as … as possible / one can
as … as possible は「できるだけ〜」という定型表現です。
as soon as possible は「できるだけ早く」、as clearly as possible は「できるだけはっきり」です。as … as one can で言い換えられることがあります。
as well as は文脈で意味が変わる
as well as は、「〜と同じくらいうまく」という原級比較にも、「〜だけでなく」という意味にもなります。
He plays tennis as well as Ken. なら「ケンと同じくらいうまく」です。He plays tennis as well as soccer. なら「サッカーだけでなくテニスも」です。
原級比較と比較級の書き換え
not as … as は、比較級で書き換えられることがあります。
A is not as old as B. は B is older than A. と近い意味です。ただし、文の焦点が変わるので、整序問題では主語と比較対象を丁寧に確認します。
大学受験で問われる重要ポイント
- as と as の間には原級を置く
- not as … as は「〜ほど…ではない」
- not so … as も否定の原級比較で使われる
- as much as は不可算名詞・量
- as many as は複数名詞・数
- as … as possible は「できるだけ〜」
- as well as は比較か追加かを文脈で判断する
- 原級比較は比較級へ書き換えられることがある
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、比較の形、比較対象、範囲、差を表す語を自分で一度確認してみてください。
Q1. as … as の間に入る形は?
Q2. not as tall as Ken の意味は?
Q3. as many as の後ろに来る名詞は?
Q4. as soon as possible はどう訳す?
まとめ
原級比較は as + 原級 + as で、同じ程度を表します。否定形は「〜ほど…ではない」と読みます。
as much/many as、as … as possible、as well as は入試で形と意味を問われやすいので、名詞の種類と文脈を確認しながら処理しましょう。
この章の進行
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次は、比較の中でも 比較級の基本 を整理します。