導入
関係詞には、who・which・that・where だけでは処理しにくい発展表現があります。
such … as, the same … as, as is often the case, than expected, but などは、入試長文や文法問題で差がつきやすい形です。
この記事では、関係詞の発展表現を、よく出る形に絞って整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 関係詞をどう見るか
- 基本用法(関係詞の発展表現の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や先行詞だけに引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
関係詞の発展表現の中心は、関係詞が単なる名詞修飾を超えて、比較・同一性・例外・挿入を表すことです。
as は such や same と結びつき、than は比較構文の中で関係代名詞のように働くことがあります。
また、The man I thought was honest のような連鎖関係詞節では、I thought を挿入のように見て、関係詞節の中心構造を見抜く必要があります。
| 表現 | 意味 | 例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| such … as | 〜するような | such books as are useful | as が関係代名詞的に働く |
| the same … as | 〜と同じ種類の | the same camera as Ken has | as 以下が説明 |
| as is often the case | よくあることだが | As is often the case, he was late. | 文全体へのコメント |
| than | 比較対象を導く | more money than is needed | than の後ろに欠けがある |
| but | 〜しないものはない | There is no rule but has exceptions. | 否定語と結びつく古風な形 |
基本用法(関係詞の発展表現の概要)
such … as
such … as は「〜するような」という意味で、as が関係代名詞のように働くことがあります。
Read such books as will be useful to you. は「あなたに役立つような本を読みなさい」です。as が will be useful の主語になっています。
the same … as
the same … as は「〜と同じ種類の」「〜と同じような」という意味です。as 以下が、same の内容を説明します。
This is the same model of watch as the one I bought yesterday. は「これは私が昨日買ったものと同じ型の時計です」という意味です。
as が文全体を受ける表現
as は、前後の文全体を受けて「〜するように」「〜であるが」という意味を表すことがあります。
As is often the case with him, he was late. は「彼にはよくあることだが、遅刻した」です。
応用例と判別のコツ
than が関係代名詞のように働く形
比較構文では、than の後ろに主語や目的語が欠けた形が来ることがあります。
He has more books than are needed. では、than 以下の are needed の主語が欠けており、than が関係代名詞のように働いています。
but の関係代名詞的用法
否定語と結びついて、but が「〜しないものはない」という関係代名詞のような働きをすることがあります。
There is no rule but has exceptions. は、There is no rule that does not have exceptions. に近く、「例外のない規則はない」です。
連鎖関係詞節
The man I thought was honest deceived me. のように、I thought / I believe / I suppose などが関係詞節の中に入り込む形があります。
この文では、I thought をいったん横に置くと The man was honest が見えます。The man が was honest の主語です。
大学受験で問われる重要ポイント
- such … as は「〜するような」
- the same … as は「〜と同じ種類の」
- as is often the case は文全体へのコメント
- as was expected は「予想されたように」
- than の後ろに欠けがある形に注意する
- but は否定語と結びついて関係代名詞的に働くことがある
- 連鎖関係詞節では I think / I believe を挿入のように見る
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、先行詞、関係詞節の欠け、関係詞の格、節全体の働きを自分で一度確認してみてください。
Q1. such … as の意味は?
Q2. as is often the case の意味は?
Q3. There is no rule but has exceptions. の意味は?
Q4. The man I thought was honest で was honest の主語は?
まとめ
関係詞の発展表現では、as・than・but などが関係代名詞に近い働きをすることがあります。
such … as、the same … as、as is often the case、than の欠け、but の関係代名詞的用法、連鎖関係詞節は、難関大の文法・読解で狙われやすい形として整理しておきましょう。
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次は、関係詞の中でも 関係詞まとめ を整理します。