第 1 文型 SV

第 1 文型 SV
目次

導入

第1文型は、S+Vだけで成り立つ、最もシンプルな文型です。

He runs.
彼は走ります。

He が主語 S、runs が動詞 V。
目的語 O も補語 C もありません。

シンプルですが、入試では自動詞修飾語 Mの理解が問われます。
たとえば、次の文。

He lives in Tokyo.
彼は東京に住んでいます。

Tokyo という名詞につられて目的語と思いがちですが、in Tokyo は場所の M。
骨組みは He lives なので、これも第1文型です。

この記事のポイント(読了5分)
  • 第1文型は S+V。後ろに M がついても S+V が骨組みなら第1文型
  • 自動詞は目的語を直接取らない
  • 対象を表すときは前置詞(listen to / look at / wait for)

S・V・O・C・M の記号については、前の記事 S・V・O・C・M とは? で扱いました。本記事はその続きです。

基本

第1文型は「主語が動作する・存在する」を表します。
動詞の後ろに目的語・補語がなくても、文が完成します。

The baby cried.
その赤ちゃんは泣きました。

The baby が S、cried が V。
「何を泣いた」とは言いません。

cry のように目的語を直接取らない動詞を、自動詞といいます。

自動詞の後ろに語が続いても、その多くは修飾語 M(場所・時・方法)です。

She lives in Kyoto.
彼女は京都に住んでいます。

in Kyoto は場所の M。

The accident happened yesterday.
その事故は昨日起こりました。

yesterday は時の M。
骨組みは The accident happened です。

M がつくと文は長くなりますが、骨組みが S+V なら第1文型です。

第1文型で使われる代表的な自動詞:

動詞 意味
come / go 来る/行く
run / walk 走る/歩く
arrive 到着する
happen / occur 起こる
live / exist 住む/存在する
rise / fall 昇る/落ちる

自動詞+前置詞(頻出)

自動詞は目的語を直接取れません。
「〜を」という対象を表すときは、前置詞が必要です。

He listened to music.
彼は音楽を聞きました。

listen は自動詞。
music を直接は置けず、to が必要です。

表現 意味
listen to A Aを聞く
look at A Aを見る
wait for A Aを待つ
arrive at / in A Aに着く
apologize to A Aに謝る

日本語では「〜を」でも、英語では前置詞が要ります。
ここが入試で狙われます。

よくある間違い

間違い 1:自動詞に目的語を直接つける

誤りHe listened music.
正しくはHe listened to music.
日本語訳彼は音楽を聞きました。

listen は自動詞なので、to が必要です。
look at, wait for も同じ発想です。

間違い 2:arrive に前置詞をつけ忘れる

誤りThey arrived the airport.
正しくはThey arrived at the airport.
日本語訳彼らは空港に到着しました。

arrive は自動詞。
場所を表すときは at や in が必要です(他動詞 reach なら reach the airport)。

間違い 3:副詞を補語 C と混同する

誤りShe smiled happily. の happily を補語 C と考える。
正しくはhappily は修飾語 M。
日本語訳彼女はうれしそうにほほえみました。

She ≠ happily なので、補語ではありません。
happily は動詞 smiled を説明する副詞(M)で、文型は SV です。

まとめ

  • 第1文型は S+V。後ろに M がついても、骨組みが S+V なら第1文型
  • 自動詞は目的語を直接取らない
  • 対象は前置詞で表す(listen to / look at / wait for / arrive at
  • 前置詞の後ろの名詞は、文型上の O ではなく M

次は、be 動詞などを使う第2文型 SVCを見ていきます。


この章の進行

次は、第2文型 SVC で S = C の関係 を見抜くポイントを整理します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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