導入
動名詞にも、動作をする人、つまり意味上の主語があります。
I am proud of winning the prize. では winning したのは I です。
一方、I am proud of my son winning the prize. では winning したのは my son です。
この記事では、所有格 my doing と目的格 me doing の違いを含めて、動名詞の意味上の主語を整理します。
- 文の主語と同じなら省略される
- 文の主語と違うなら doing の前に置く
- 所有格と目的格
- 名詞の場合は所有格にしないことも多い
基本
動名詞の意味上の主語は、doing の動作を誰がするのかを示す語です。
文の主語と同じなら明示しないことが多く、違う場合は所有格または目的格を doing の前に置きます。
| 形 | 例 | 意味 | 注意 |
|---|---|---|---|
| doing | I am proud of winning. | 私が勝ったこと | 文の主語と同じ |
| one's doing | I am proud of his winning. | 彼が勝ったこと | 形式的・文語的 |
| 目的格 + doing | I am proud of him winning. | 彼が勝ったこと | 口語でよく使う |
| 名詞 + doing | I heard about Ken passing. | ケンが合格したこと | 名詞ならそのまま置ける |
文の主語と同じなら省略される
I am proud of winning the prize. では、winning したのは文の主語 I です。
この場合、動名詞の意味上の主語は明示されません。
文脈上、誰が doing するのかが明らかな場合は、意味上の主語をわざわざ置かないのが普通です。
文の主語と違うなら doing の前に置く
doing の動作主が文の主語と違う場合、doing の前に意味上の主語を置きます。
I do not like him using my phone. では、using するのは I ではなく him です。
所有格と目的格
動名詞の意味上の主語は、伝統的には所有格 my / your / his / her / their を使うと説明されます。
ただし現代英語では、口語を中心に me / you / him / her / them のような目的格もよく使われます。
受験では、所有格がより形式的で標準的だと押さえます。
判別のコツ
名詞の場合は所有格にしないことも多い
意味上の主語が普通名詞や固有名詞の場合、Tom's passing のような所有格も可能ですが、Tom passing の形もよく使われます。
特に名詞が長い場合、所有格にすると重くなるため、そのまま名詞 + doing になることがあります。
意味上の主語を置く位置
意味上の主語は、動名詞の直前に置きます。
I object to him using my computer. では、to は前置詞で、him using my computer 全体が to の目的語です。
object to his using … のように所有格を使う形もあります。to の直後に意味上の主語が入り、その後ろに doing が続きます。
意味上の主語を間違えると意味が変わる
I am proud of winning the prize. と I am proud of my son winning the prize. では、勝った人が違います。
和訳だけで処理せず、doing の動作主を必ず確認します。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
動名詞の意味上の主語は、doing の動作を誰がするのかを示します。
文の主語と違う場合は、所有格または目的格を doing の前に置き、意味関係を明確にしましょう。
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