導入
冠詞は、日本語に直接対応しにくい英語らしい文法です。
a / an は不特定の1つ、the は特定できるもの、無冠詞は複数名詞・不可算名詞の一般論でよく使います。
この記事では、a / an / the の基本、初出と2回目、一般論、a と an の発音基準を整理します。
- a / an は不特定の1つ
- the は特定できるもの
- 無冠詞は一般論で使いやすい
- a と an は発音で決まる
基本
冠詞の中心は、名詞を聞き手がどう特定できるかを示すことです。
I saw a cat. は、聞き手にとってまだどの猫か分からない1匹です。
The cat was black. は、直前に出た猫なので、聞き手もどの猫か分かります。
冠詞は名詞の前の小さな語ですが、可算・不可算、単数・複数、特定・不特定をまとめて示すため、英作文では非常に重要です。
| 形 | 基本 | 使う名詞 | 例 |
|---|---|---|---|
| a / an | 不特定の1つ | 単数可算名詞 | a book / an apple |
| the | 特定できるもの | 単数・複数・不可算 | the book / the books / the water |
| 無冠詞 | 一般論・名前・go to school 型の慣用 | 複数名詞・不可算名詞など | Books are useful. / water |
| my / this など | 冠詞の代わりに限定する | 単数・複数どちらでも | my book / this book |
a / an は不特定の1つ
a / an は、聞き手がまだどれか特定できない1つの可算名詞に使います。
I bought a notebook. は「ノートを1冊買った」という意味で、どのノートかはまだ特定されていません。
the は特定できるもの
the は、話し手と聞き手がどれか特定できる名詞に使います。
前に出たもの、目の前にあるもの、状況から1つに決まるもの、世界に1つと考えられるものなどに使います。
無冠詞は一般論で使いやすい
複数名詞や不可算名詞で一般論を言うときは、冠詞をつけないことが多いです。
Cats like fish. は猫一般、Water is important. は水一般を表します。
判別のコツ
a と an は発音で決まる
a と an は、つづりではなく発音で決まります。
母音で始まる音の前では an、子音で始まる音の前では a です。
an hour は h を発音しないため an、a university は /ju:/ で始まるため a です。
a は種類の代表を表すことがある
a + 単数可算名詞は、種類全体の代表として一般論を表すことがあります。
A dog is a faithful animal. は「犬というものは忠実な動物だ」という意味です。
同じ一般論は Dogs are faithful animals. でも表せます。
限定語は重ねない
a, the, my, this, each などは、名詞を限定する語です。
同じ名詞の前に a my book や the this problem のように重ねることは普通しません。
my book, this problem のように1つの限定語で処理します。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
冠詞は、名詞が不特定の1つか、特定できるものか、一般論かを示します。
a / an / the / 無冠詞を、可算・不可算、単数・複数、聞き手が特定できるかという観点で整理しましょう。
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次は、名詞・代名詞・冠詞の中でも 定冠詞 the を整理します。
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