導入
I am knowing his name. は誤りで、正しくは I know his name. です。
英語の動詞には、動作を表す動詞(動作動詞)と、状態を表す動詞(状態動詞)があり、状態動詞は原則として進行形にできません。
この記事では、進行形にできない動詞の代表グループと、意味によって進行形の可否が変わる動詞を整理します。
- 状態動詞は原則、進行形にしない
- know / belong / resemble などが代表
- have・think・see は意味で変わる
- live などは進行形で「一時的」を表す
基本
進行形(be + -ing)は「動作が進行している途中」を表します。
そのため、「途中」という考え方ができない状態動詞は、進行形になじみません。
know(知っている)は始まりと終わりのある動作ではなく、ずっと続く状態だからです。
| 分類 | 代表的な動詞 | 例 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 思考・感情 | know / believe / like / love / want | I know him well. | × am knowing |
| 所有・所属 | have(持つ)/ belong / own | This bag belongs to me. | × is belonging |
| 状態・性質 | resemble / exist / remain / consist of | She resembles her mother. | × is resembling |
| 知覚(自然に) | see(見える)/ hear(聞こえる) | I hear a strange noise. | × am hearing |
思考・感情の動詞
know / believe(思考・認識)や like / love / want(感情・願望)は、状態動詞の代表です。
「知っている」「好きだ」は続いている状態なので、進行形にしません。
所有・所属・状態の動詞
have(持っている)/ belong to(〜に属する)/ own(所有する)/ resemble(似ている)なども状態動詞です。
「持っている」「似ている」は途中も終わりもない状態だからです。
知覚の see / hear
see(見える)や hear(聞こえる)は、意識せず自然に入ってくる知覚を表すときは状態動詞です。
意識して見る・聞くは look at / listen to を使い、こちらは進行形にできます。
判別のコツ
have は「持つ」なら不可、「食べる・過ごす」なら可
have は意味によって進行形の可否が変わる代表です。
「持っている」(状態)は進行形にできませんが、「食べる」「(時を)過ごす」(動作)なら進行形にできます。
think は「意見」なら不可、「考え中」なら可
think が「〜だと思う(意見を持っている)」の意味なら状態動詞で、進行形にしません。
「〜について考えている最中だ」という動作なら進行形にできます。
see は「見える」なら不可、「会う予定」なら可
see も意味で可否が変わります。「見える」(自然な知覚)は状態動詞なので進行形にできません。
「(人に)会う」という動作の意味なら進行形にでき、近い予定を表せます。
live・stay は進行形で「一時的」を表す
live は状態動詞寄りですが、進行形にすると「一時的に住んでいる」というニュアンスが出ます。
I live in Tokyo.(ずっと住んでいる)と I am living in Tokyo.(今は一時的に住んでいる)の違いです。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
状態動詞(know / belong / resemble / like など)は原則として進行形にできません。
have・think・see は意味によって可否が変わります。「途中と言えるか」を基準に、状態か動作かを見分けましょう。
この章の進行
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この記事は「時制」の補強記事です。基本に迷ったら、章のまとめから復習してください。
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