「セーターを着ていた」を was putting on と書くと、「着ようとしている最中だった」ことになってしまいます。
基本の型は「着る動作=put on、着ている状態=wear」です。日本語の「着る」が両方をカバーするため、混同しやすいポイントです。
この記事のポイント
- put on=身につける動作
- wear=身につけている状態
- 「かぶる・かける・はく」もすべて put on / wear で書ける
問題
次の日本語を英語に直しなさい。
彼女は青いセーターを着ていた。
まずは自分で書いてみてください。
解答例
She was wearing a blue sweater.
「そのとき着ていた」という一時的な状態なので、wear の過去進行形が自然です。
解説
この問題のポイントは、「着ている」という状態は wear で表すことです。
解答例の構造
- was wearing =「(そのとき)着ていた」
- wear は状態、put on は動作
- 帽子・眼鏡・靴も wear で表せる(かぶる・かける・はくの区別は不要)
よくある間違い①:状態に put on を使う
× She was putting on a blue sweater.
これでは「着ようとしている最中だった」という動作の途中になります。着用している状態は wear です。
○ She was wearing a blue sweater.
よくある間違い②:習慣的な着用に put on を使う
△ He puts on glasses.
文法的には成立しますが、「(毎回)かける動作をする」という意味になります。「いつもかけている」という状態は wear で表します。
○ He wears glasses.
「着る」関連の使い分け一覧
| 表現 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| put on | 身につける(動作) | He put on his coat and went out. |
| wear | 身につけている(状態) | She always wears jeans. |
| take off | 脱ぐ(動作) | Please take off your shoes here. |
| try on | 試着する | Can I try on this jacket? |
| be dressed in | 〜を着ている(改まった描写) | She was dressed in white. |
動作は put on ⇔ take off、状態は wear。試着は try on と、動作・状態・場面で選びます。
練習問題
次の日本語を英語に直しなさい。
寒かったので、彼はコートを着て出かけた。
解答例と解説を確認する
Because it was cold, he put on his coat and went out.
「着て(→出かけた)」は着る動作 → put on
put on A and went out で動作の連続を表せます。
別解:It was cold, so he put on his coat and went out.
