導入
無生物主語構文は、人ではないものを主語にして、原因・手段・条件・感情のきっかけなどを表す英語らしい構文です。
The news made me happy. / The heavy rain prevented us from going out. / This medicine will help you sleep. などが代表です。
この記事では、無生物主語の基本、make / enable / prevent / remind / bring などの動詞、日本語への訳し方を整理します。
- 原因を主語にする
- make O C
- prevent O from doing
- enable / allow / force
基本
無生物主語の中心は、日本語なら副詞句で表す原因や手段を、英語では主語にすることです。
The heavy rain prevented us from going out. は直訳すると「大雨が私たちを外出することから妨げた」ですが、自然な日本語では「大雨のため私たちは外出できなかった」と訳します。
英語は、原因・出来事・道具・制度などを主語にして、何がどんな結果を生むかを表すことがよくあります。
| 動詞 | 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| make | make O C | O を C にする | The news made me happy. |
| enable | enable O to do | O が〜できるようにする | The tool enables us to work faster. |
| prevent | prevent O from doing | O が〜するのを妨げる | The rain prevented us from going out. |
| remind | remind O of 名詞 | O に〜を思い出させる | The photo reminded me of my childhood. |
| bring | bring O 名詞 | O に〜をもたらす | The project brought us success. |
| cost / save | cost / save O 名詞 | O に費用をかけさせる・節約させる | This plan will save us time. |
原因を主語にする
無生物主語は、原因やきっかけを主語にすることがよくあります。
The news surprised us. は「その知らせが私たちを驚かせた」ですが、自然には「その知らせを聞いて私たちは驚いた」と訳せます。
make O C
make O C は「O を C にする」を表します。
The news made me sad. では、The news が原因、me が対象、sad が結果の状態です。
人を主語にしなくても、出来事が感情を引き起こす形で表せます。
prevent O from doing
prevent O from doing は「O が〜するのを妨げる」を表します。
The rain prevented us from playing soccer. は「雨のため私たちはサッカーができなかった」です。
stop / keep O from doing も近い形です。
判別のコツ
enable / allow / force
enable O to do は「O が〜できるようにする」、allow O to do は「O が〜することを可能にする・許す」、force O to do は「O に〜させる」を表します。
主語には道具・制度・状況などが来ます。This system enables students to learn at home. のように使います。
remind / rob / cost / save
remind O of 名詞は「O に〜を思い出させる」、rob O of 名詞は「O から〜を奪う」、cost O 名詞は「O に〜を費やさせる」、save O 名詞は「O の〜を節約する」です。
無生物主語構文では、動詞ごとの型を覚えることが重要です。
自然な日本語に訳す
無生物主語は、直訳すると不自然な日本語になりやすいです。
英語の構造を確認したうえで、「〜のために」「〜のおかげで」「〜によって」「〜すると」などに訳すと自然になります。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
無生物主語構文は、原因・手段・状況などを主語にして結果を表す英語らしい構文です。
直訳にこだわらず、動詞の型を確認し、自然な日本語では「〜のために」「〜によって」と処理しましょう。
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