【英文法 第13章】分詞形容詞|interesting / interested・exciting / excited の違い

目次

導入

分詞形容詞は、現在分詞 -ing と過去分詞 -ed が形容詞のように働く形です。

interesting と interested、exciting と excited、boring と bored の違いは、入試でも英作文でも頻出です。

この記事では、-ing 形容詞と -ed 形容詞の基本差、感情を表す分詞形容詞、名詞修飾と補語での使い方を整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 形容詞・副詞をどう見るか
  2. 基本用法(分詞形容詞の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・英作文で見る場所
  5. よくある間違い — 修飾先や語順に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

分詞形容詞の中心は、-ing が「そう感じさせる」、-ed が「そう感じている・そうされた状態」を表すことです。

an interesting book は「人に興味を持たせる本」、I am interested in the book. は「私がその本に興味を持っている」です。

人だから必ず -ed、物だから必ず -ing ではありません。The news was shocking. はニュースが人を驚かせる性質を持つため -ing、I was shocked by the news. は私が驚かされた状態なので -ed です。

中心の意味 説明
interesting 興味を持たせる an interesting story story が興味を起こさせる
interested 興味を持っている I am interested in history. I の感情状態
exciting わくわくさせる an exciting game game の性質
excited わくわくしている The children were excited. children の状態
boring 退屈させる a boring lecture lecture の性質
bored 退屈している I was bored. I の状態

基本用法(分詞形容詞の概要)

-ing はそう感じさせる

-ing 形容詞は、人にある感情や反応を起こさせる性質を表します。

interesting, exciting, surprising, confusing, tiring, boring などは、名詞が周囲に与える影響を表します。

The movie was exciting.
映画が人をわくわくさせる。
This explanation is confusing.
説明が人を混乱させる。

-ed はそう感じている・された状態

-ed 形容詞は、人や物が影響を受けた状態を表します。

interested, excited, surprised, confused, tired, bored などは、主語がそう感じている、またはそういう状態になっていることを表します。

I was surprised at the result.
私が驚いた状態。
She looked tired after work.
彼女が疲れている状態。

名詞の前でも補語でも使う

分詞形容詞は、名詞の前で説明することも、補語として使うこともできます。

a broken window の broken は window を説明し、The window is broken. の broken は補語です。

The crying baby woke me up.
crying が baby を説明。
The baby was crying.
これは進行形で、動作を表しています。
The door is locked.
locked が door の状態を表します。

応用例と判別のコツ

感情動詞の受動的な発想

interest, excite, surprise, bore, tire, confuse などは、人に感情を起こさせる動詞です。

I am interested. は直訳的には「私は興味を起こさせられている状態」です。だから、感情を抱いている人には -ed が使われやすくなります。

The story interested me.
その話が私に興味を起こさせた。
I was interested in the story.
私はその話に興味を持った。

人でも -ing になる場合

人が周囲にそう感じさせる性質を持つなら、人にも -ing 形容詞を使えます。

He is boring. は「彼は人を退屈させる人だ」です。He is bored. は「彼が退屈している」です。意味が大きく変わります。

The speaker was boring.
話し手が退屈させるような人だった。
The speaker was bored.
話し手自身が退屈していた。

現在分詞と動名詞との違い

-ing が名詞を説明していれば分詞形容詞、名詞の働きをしていれば動名詞です。

a sleeping baby の sleeping は baby を説明する分詞形容詞です。Sleeping is important. の Sleeping は主語になっているので動名詞です。

The running water was cold.
running が water を説明。
Running every morning is healthy.
Running が主語。動名詞。

大学受験で問われる重要ポイント

  • -ing 形容詞はそう感じさせる性質を表す
  • -ed 形容詞はそう感じている・された状態を表す
  • interesting / interested の違いを説明できるようにする
  • exciting / excited, boring / bored, surprising / surprised も同じ発想
  • 人でも周囲に感じさせる性質なら -ing になる
  • 名詞の前でも補語でも分詞形容詞は使える
  • -ing が名詞を説明するなら分詞、名詞の働きなら動名詞
  • 感情動詞は受動的な発想で -ed 形容詞になりやすい

よくある間違い

間違い 1

誤りI am interesting in English.
正しくはI am interested in English.
理由興味を持っている人の状態なので interested です。

間違い 2

誤りThe game was excited.
正しくはThe game was exciting.
理由試合が人をわくわくさせる性質なので exciting です。

間違い 3

誤りHe is bored person.
正しくはHe is a boring person. / He is bored.
理由退屈させる人なら boring、本人が退屈なら bored です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、形容詞なら名詞との関係、副詞なら修飾先と位置を自分で一度確認してみてください。

Q1. interesting と interested の基本差は?
interesting は興味を持たせる、interested は興味を持っているです。
Q2. 人にも boring は使える?
使えます。人を退屈させる性質を表します。
Q3. I was surprised. の surprised は何を表す?
私が驚いた状態です。
Q4. a sleeping baby の sleeping は動名詞?分詞?
baby を説明する分詞です。
迷ったら:形容詞は名詞・補語との関係、副詞は動詞・形容詞・副詞・文全体のどれを修飾しているかを最初に確認します。

まとめ

分詞形容詞は、-ing が「そう感じさせる」、-ed が「そう感じている・された状態」を表します。

人か物かだけで判断せず、主語や名詞が感情を起こさせる側か、感情を受ける側かを見ましょう。


この章の進行

次は、形容詞・副詞の中でも 数量を表す形容詞 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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