導入
分詞形容詞は、現在分詞 -ing と過去分詞 -ed が形容詞のように働く形です。
interesting と interested、exciting と excited、boring と bored の違いは、入試でも英作文でも頻出です。
この記事では、-ing 形容詞と -ed 形容詞の基本差、感情を表す分詞形容詞、名詞修飾と補語での使い方を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 形容詞・副詞をどう見るか
- 基本用法(分詞形容詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・英作文で見る場所
- よくある間違い — 修飾先や語順に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
分詞形容詞の中心は、-ing が「そう感じさせる」、-ed が「そう感じている・そうされた状態」を表すことです。
an interesting book は「人に興味を持たせる本」、I am interested in the book. は「私がその本に興味を持っている」です。
人だから必ず -ed、物だから必ず -ing ではありません。The news was shocking. はニュースが人を驚かせる性質を持つため -ing、I was shocked by the news. は私が驚かされた状態なので -ed です。
| 形 | 中心の意味 | 例 | 説明 |
|---|---|---|---|
| interesting | 興味を持たせる | an interesting story | story が興味を起こさせる |
| interested | 興味を持っている | I am interested in history. | I の感情状態 |
| exciting | わくわくさせる | an exciting game | game の性質 |
| excited | わくわくしている | The children were excited. | children の状態 |
| boring | 退屈させる | a boring lecture | lecture の性質 |
| bored | 退屈している | I was bored. | I の状態 |
基本用法(分詞形容詞の概要)
-ing はそう感じさせる
-ing 形容詞は、人にある感情や反応を起こさせる性質を表します。
interesting, exciting, surprising, confusing, tiring, boring などは、名詞が周囲に与える影響を表します。
-ed はそう感じている・された状態
-ed 形容詞は、人や物が影響を受けた状態を表します。
interested, excited, surprised, confused, tired, bored などは、主語がそう感じている、またはそういう状態になっていることを表します。
名詞の前でも補語でも使う
分詞形容詞は、名詞の前で説明することも、補語として使うこともできます。
a broken window の broken は window を説明し、The window is broken. の broken は補語です。
応用例と判別のコツ
感情動詞の受動的な発想
interest, excite, surprise, bore, tire, confuse などは、人に感情を起こさせる動詞です。
I am interested. は直訳的には「私は興味を起こさせられている状態」です。だから、感情を抱いている人には -ed が使われやすくなります。
人でも -ing になる場合
人が周囲にそう感じさせる性質を持つなら、人にも -ing 形容詞を使えます。
He is boring. は「彼は人を退屈させる人だ」です。He is bored. は「彼が退屈している」です。意味が大きく変わります。
現在分詞と動名詞との違い
-ing が名詞を説明していれば分詞形容詞、名詞の働きをしていれば動名詞です。
a sleeping baby の sleeping は baby を説明する分詞形容詞です。Sleeping is important. の Sleeping は主語になっているので動名詞です。
大学受験で問われる重要ポイント
- -ing 形容詞はそう感じさせる性質を表す
- -ed 形容詞はそう感じている・された状態を表す
- interesting / interested の違いを説明できるようにする
- exciting / excited, boring / bored, surprising / surprised も同じ発想
- 人でも周囲に感じさせる性質なら -ing になる
- 名詞の前でも補語でも分詞形容詞は使える
- -ing が名詞を説明するなら分詞、名詞の働きなら動名詞
- 感情動詞は受動的な発想で -ed 形容詞になりやすい
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、形容詞なら名詞との関係、副詞なら修飾先と位置を自分で一度確認してみてください。
Q1. interesting と interested の基本差は?
Q2. 人にも boring は使える?
Q3. I was surprised. の surprised は何を表す?
Q4. a sleeping baby の sleeping は動名詞?分詞?
まとめ
分詞形容詞は、-ing が「そう感じさせる」、-ed が「そう感じている・された状態」を表します。
人か物かだけで判断せず、主語や名詞が感情を起こさせる側か、感情を受ける側かを見ましょう。
この章の進行
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