【英文法 第8章】with O C の付帯状況|with his arms folded / with the sun shining

目次

導入

with O C は、主節に付帯する状況を表す重要構文です。

with the sun shining は「太陽が輝いている状態で」、with his arms folded は「腕を組んだ状態で」という意味になります。

この記事では、with O doing、with O done、with O + 形容詞・副詞句の考え方を、O と C の関係から整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 分詞をどう見るか
  2. 基本用法(with O C の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳や -ing / -ed の形に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

with O C の中心は、O が C の状態で、という付帯状況です。

with the window open なら「窓が開いた状態で」、with the window broken なら「窓が壊れた状態で」、with the wind blowing なら「風が吹いている状態で」です。

C に現在分詞が来るか過去分詞が来るかは、O と C の関係で決まります。O が動作をしているなら doing、O が動作を受けるなら done です。

意味 O と C の関係
with O doing with the sun shining 太陽が輝いている状態で sun が shine している
with O done with his arms folded 腕を組んだ状態で arms が fold されている
with O adjective with the door open ドアが開いた状態で O = 形容詞の状態
with O adverb/prep with a bag in his hand 手にかばんを持って O の位置・状態

基本用法(with O C の概要)

with O doing

O がその動作をしているなら、C に現在分詞 doing を置きます。

with the wind blowing hard では、wind が blow しています。with many people waiting outside では、many people が wait しています。

We walked with the snow falling.
雪が降っている中を歩いた。
She listened with tears running down her face.
涙が顔を伝って流れる状態で聞いた。

with O done

O がその動作を受ける側なら、C に過去分詞 done を置きます。

with his eyes closed では、eyes が close された状態です。with the work finished では、work が finish された状態です。

He sat with his legs crossed.
脚を組んだ状態で座っていた。
She stood with her hands raised.
手を上げた状態で立っていた。

形容詞・副詞句も C になる

with O C の C には、分詞だけでなく形容詞や副詞句も入ります。

with the door open, with the lights on, with a book in his hand のように、O の状態や位置を表します。

Do not sleep with the window open.
窓を開けたまま寝てはいけません。
He entered the room with a camera in his hand.
手にカメラを持って部屋に入った。

応用例と判別のコツ

with O C は独立した小さな文として見る

with O C は、O + C の中に小さな主語述語関係があると考えると分かりやすくなります。

with the sun shining は the sun was shining、with his eyes closed は his eyes were closed に近い関係です。

with the engine running
the engine was running と考える。
with the problem solved
the problem was solved と考える。

付帯状況・原因・条件になる

with O C は、主節と同時に存在する状況を添えることが多いですが、理由や条件に近く読むこともあります。

With so many people absent, we had to cancel the meeting. は「多くの人が欠席していたので」と理由に近い意味です。

With night coming on, we hurried home.
夜が近づいていたので、急いで帰った。
With all the windows closed, the room became hot.
窓がすべて閉まっていたので、部屋は暑くなった。

日本語の「〜したまま」に引っ張られない

日本語では「腕を組んだまま」「目を閉じたまま」と能動的に見えますが、英語では arms are folded, eyes are closed と考えるため過去分詞になります。

体の部位や持ち物が O になるときは、その O が動作をするのか、動作を受けた状態なのかを確認します。

with his mouth full
口がいっぱいの状態で。形容詞 full。
with his head bent
頭を下げた状態で。head は bend された状態。

大学受験で問われる重要ポイント

  • with O C は付帯状況を表す
  • O が動作をしているなら with O doing
  • O が動作を受けるなら with O done
  • 形容詞・副詞句・前置詞句も C になる
  • O + C を小さな文として見る
  • with O C は理由・条件に近く読むこともある
  • 体の部位は過去分詞になりやすい形を確認する

よくある間違い

間違い 1

誤りHe sat with his arms folding.
正しくはHe sat with his arms folded.
理由arms は fold されている状態なので folded です。

間違い 2

誤りShe walked with tears run down her face.
正しくはShe walked with tears running down her face.
理由tears が run しているので running です。

間違い 3

誤りDo not sleep with the window opened.
正しくはDo not sleep with the window open.
理由状態を表す形容詞 open が自然です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、分詞の形、名詞との関係、主語との関係、能動・受動の向きを自分で一度確認してみてください。

Q1. with O C の基本意味は?
O が C の状態で、という付帯状況です。
Q2. with the sun shining の O と C の関係は?
sun が shine している能動関係です。
Q3. with his eyes closed は closed と closing のどちら?
closed です。eyes は close された状態です。
Q4. with a book in his hand の C は何?
in his hand という前置詞句です。
迷ったら:分詞が名詞を説明しているのか、補語になっているのか、分詞構文で文全体を説明しているのかを先に分けます。そのうえで、doing は能動・進行、done は受動・完了を基本に判断します。

まとめ

with O C は、主節に状況を添える構文です。O と C の間に小さな主語述語関係を見つけると読みやすくなります。

C が現在分詞か過去分詞かは、O が動作をしているか、動作を受けた状態かで決まります。日本語訳よりも O と C の関係を優先しましょう。


この章の進行

次は、分詞の中でも 分詞構文の主語一致 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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