導入
受動態でも、時制の考え方は能動態と同じです。
ただし、時制を表すのは過去分詞ではなく be 動詞です。done の部分は過去分詞で固定され、現在・過去・未来は is / was / will be で表します。
この記事では、現在・過去・未来の受動態を中心に、時制を崩さずに読む方法を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
- 基本用法(受動態の時制の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
受動態の時制では、be 動詞の形を見ることが最重要です。
is done は現在、was done は過去、will be done は未来です。過去分詞そのものを過去時制だと誤解しないようにします。
| 時制 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 現在 | am / is / are + p.p. | The room is cleaned every day. |
| 過去 | was / were + p.p. | The room was cleaned yesterday. |
| 未来 | will be + p.p. | The room will be cleaned tomorrow. |
| be going to | am / is / are going to be + p.p. | The plan is going to be changed. |
| 命令文 | Be + p.p. | Be prepared. |
基本用法(受動態の時制の概要)
現在の受動態
現在の受動態は am / is / are + 過去分詞です。習慣・一般的事実・現在の状態を表します。
This machine is used every day. は、機械が日常的に使われているという現在の事実です。
過去の受動態
過去の受動態は was / were + 過去分詞です。過去のある時点でされたことを表します。
The bridge was built in 1990. では、建てられた時点が過去に置かれています。
応用例と判別のコツ
未来の受動態
未来の受動態は will be + 過去分詞です。will の後ろは動詞の原形なので、be は原形になります。
The result will be announced tomorrow. では、発表されるのは未来です。
be going to の受動態
予定・成り行きの be going to も受動態にできます。形は be going to be + p.p. です。
最初の be は主語と時制に合わせ、to の後ろの be は原形のままです。
過去分詞を過去時制と勘違いしない
受動態の done は過去分詞であり、時制そのものではありません。現在の受動態でも過去分詞を使います。
This song is loved by many people. は現在の文です。loved だけを見て過去だと判断しないようにします。
大学受験で問われる重要ポイント
- 受動態の時制は be 動詞を見る
- 現在は is / are done
- 過去は was / were done
- 未来は will be done
- be going to の受動態は be going to be done
- 過去分詞を過去時制と混同しない
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。
Q1. 受動態の時制はどこで表す?
Q2. will の受動態の形は?
Q3. is loved は現在?過去?
まとめ
受動態の時制は、be 動詞の形で判断します。
done の部分は過去分詞として固定し、is / was / will be / is going to be などを見て時間を読み取りましょう。
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