導入
第4文型 SVOO は、目的語が2つあります。そのため、受動態も1通りではなく、どちらの目的語を主語にするかが問題になります。
My father gave me a watch. では me と a watch の2つが目的語です。
この記事では、第4文型の受動態を、人を主語にする形、物を主語にする形、前置詞が必要な形に分けて整理します。
- 人を主語にする受動態
- 物を主語にする受動態
- to 型と for 型を区別する
- ask は of を使うことがある
基本
第4文型の受動態では、2つの目的語のうち、どちらか一方を主語にする形を考えます。
ただし buy / make / cook などでは、物を主語にして for を残す形が標準的で、人を主語にする受動態は避けることが多いです。
| 能動態 | 人を主語 | 物を主語 |
|---|---|---|
| He gave me a book. | I was given a book by him. | A book was given to me by him. |
| She sent him a letter. | He was sent a letter by her. | A letter was sent to him by her. |
| My mother bought me a bag. | 人を主語にした形は不自然になりやすい | A bag was bought for me by my mother. |
| They asked me a question. | I was asked a question by them. | A question was asked of me by them. |
人を主語にする受動態
第4文型では、人を表す間接目的語を主語にして受動態を作れます。
He gave me a book. なら I was given a book by him. です。日本語では「私は本を与えられた」となります。
物を主語にする受動態
物を表す直接目的語を主語にすることもできます。その場合、残った人の前に to / for / of などが必要になることがあります。
He gave me a book. なら A book was given to me by him. です。
判別のコツ
to 型と for 型を区別する
give, send, show, teach, tell などは、物を主語にした受動態で to を使いやすい動詞です。
buy, make, cook, get などは、相手のために何かをする意味があるため for を使いやすいです。
ask は of を使うことがある
ask 人 質問 の形では、質問を主語にした受動態で of を使うことがあります。
They asked me a difficult question. は、A difficult question was asked of me. とできます。
自然な形を優先する
文法上は2通り考えられても、実際には人を主語にするほうが自然な場合、物を主語にするほうが自然な場合があります。
特に buy / make / cook は、物を主語にして for を残す形を優先すると安全です。
入試では機械的に両方を作るのではなく、空所の前後に合う主語・前置詞・語順を確認します。
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
まとめ
第4文型の受動態では、人と物のどちらを主語にするかを確認します。
物を主語にしたときの to / for / of の処理が、入試で特に狙われます。
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次は、受動態の中でも 第5文型の受動態 を整理します。
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