導入
助動詞と受動態が組み合わさると、形を崩しやすくなります。
can do は「できる」、be done は「される」です。この2つを合わせると can be done「されることができる」になります。
この記事では、助動詞 + be + 過去分詞の形と、意味の読み分けを整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
- 基本用法(助動詞の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
助動詞の受動態の基本形は、助動詞 + be + 過去分詞です。
助動詞の後ろは必ず動詞の原形なので、be は原形の be のまま置きます。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| can be done | 〜されうる / 〜されることができる | This problem can be solved. |
| must be done | 〜されなければならない / 〜されたに違いない | The work must be finished. |
| should be done | 〜されるべきだ | The rule should be changed. |
| may be done | 〜されるかもしれない | The meeting may be canceled. |
| cannot be done | 〜されるはずがない / できない | It cannot be denied. |
基本用法(助動詞の受動態の概要)
助動詞の後ろは be
助動詞の後ろは動詞の原形です。受動態では be + p.p. を作るため、助動詞の後ろに原形 be を置きます。
can solved でも can is solved でもなく、can be solved です。
意味は助動詞で決まる
受動態の「される」に、助動詞の意味が加わります。can なら可能、must なら義務・強い推量、should なら当然・助言です。
The rule should be changed. は、規則が変えられるべきだという判断を表します。
応用例と判別のコツ
must be done の2つの読み方
must be done は、文脈によって「〜されなければならない」という義務にも、「〜されたに違いない」という推量にもなります。
The report must be finished by Friday. は義務。The door must be locked. は「鍵がかかっているに違いない」という推量になりえます。
否定形は助動詞に not
助動詞の受動態を否定するときは、助動詞の後ろに not を置きます。
cannot be done, should not be done, must not be done のように、be + p.p. のまとまりは崩しません。
疑問文は助動詞を前に出す
助動詞の受動態の疑問文では、助動詞を主語の前に出します。
Can this problem be solved? のように、be + p.p. は主語の後ろに残ります。
大学受験で問われる重要ポイント
- 助動詞の受動態は助動詞 + be + p.p.
- 助動詞の後ろなので be は原形
- can be done は可能
- must be done は義務・推量を文脈で判断する
- 否定文では助動詞 + not + be + p.p.
- 疑問文では助動詞を主語の前に出す
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。
Q1. 助動詞の受動態の形は?
Q2. can is done は正しい?
Q3. The rule should be changed. の意味は?
まとめ
助動詞の受動態は、助動詞 + be + 過去分詞で作ります。
助動詞の意味を保ちながら、主語が動作を受ける形になると考えましょう。
この章の進行
- ← 前の記事:受動態の時制
- 英文法カテゴリに戻る
- 次の記事:完了形・進行形の受動態 →
次は、受動態の中でも 完了形・進行形の受動態 を整理します。