【英文法 第5章】受動態の重要表現|be interested in・be made of・be known for

目次

導入

受動態の形をした表現の中には、熟語として覚えたほうが早いものが多くあります。

be interested in, be surprised at, be made of, be known for などは、前置詞まで含めて問われます。

この記事では、感情・材料・認識・状態を表す受動態系の表現を、前置詞の違いと一緒に整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
  2. 基本用法(受動態の重要表現の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

受動態の重要表現では、be + p.p. の後ろに来る前置詞がポイントです。

by だけでなく、in / at / with / of / from / to / for / as などを、意味のまとまりで覚えます。

表現 意味
be interested in 〜に興味がある I am interested in history.
be surprised at 〜に驚く I was surprised at the news.
be covered with 〜で覆われている The ground was covered with snow.
be made of 〜でできている This desk is made of wood.
be made from 〜から作られる Wine is made from grapes.
be known to 〜に知られている He is known to everyone.
be known for 〜で有名だ Kyoto is known for its temples.
be known as 〜として知られている He is known as a poet.

基本用法(受動態の重要表現の概要)

感情を表す受動態系表現

感情を表す動詞は、英語では「人が〜させられる」という発想で受動態の形になることがあります。

I am interested in music. は「音楽に興味を持たされている」という形から、「音楽に興味がある」という状態を表します。

I am interested in music.
私は音楽に興味があります。
She was surprised at the news.
彼女はその知らせに驚きました。

材料を表す be made of / from

be made of は、材料が見て分かる場合に使いやすい表現です。be made from は、原料が加工されて見た目が変わっている場合に使いやすい表現です。

This desk is made of wood. では木材だと分かります。Wine is made from grapes. ではブドウが加工されてワインになっています。

This desk is made of wood.
この机は木でできています。
Wine is made from grapes.
ワインはブドウから作られます。

応用例と判別のコツ

be known to / for / as

be known は後ろの前置詞で意味が変わります。to は知られている相手、for は有名な理由、as は肩書き・立場を表します。

He is known to everyone. は「皆に知られている」、He is known for his novels. は「小説で有名」、He is known as a novelist. は「小説家として知られている」です。

He is known to everyone.
彼は皆に知られています。
He is known for his novels.
彼は小説で有名です。
He is known as a novelist.
彼は小説家として知られています。

be covered with / be filled with

with は、何かが表面を覆っている、または中を満たしている状態を表すときに使われます。

The ground was covered with snow. は雪で覆われた状態、The room was filled with smoke. は煙で満たされた状態です。

The ground was covered with snow.
地面は雪で覆われていました。
The room was filled with smoke.
部屋は煙でいっぱいでした。

状態化した受動態

be married, be seated, be dressed などは、動作よりも状態を表すことがあります。

He is married. は「結婚されている」ではなく「結婚している」という状態です。受動態の形でも、日本語訳は自然な状態表現にします。

He is married.
彼は結婚しています。
Please be seated.
ご着席ください。

大学受験で問われる重要ポイント

  • 受動態系の熟語は前置詞まで覚える
  • be interested in は in
  • be surprised at は at
  • be covered with / filled with は with
  • be made of は材料が見える場合
  • be made from は原料が加工される場合
  • be known to / for / as の違いを押さえる

よくある間違い

間違い 1

誤りI am interested at English.
正しくはI am interested in English.
理由be interested in が基本です。

間違い 2

誤りWine is made of grapes.
正しくはWine is made from grapes.
理由原料が加工されているので from が自然です。

間違い 3

誤りHe is known as his novels.
正しくはHe is known for his novels.
理由有名な理由は for です。as は肩書き・立場です。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。

Q1. be interested の後ろの前置詞は?
in です。
Q2. be made of と be made from の違いは?
材料が見えるなら of、原料が加工されるなら from が基本です。
Q3. be known for は何を表す?
有名な理由を表します。
迷ったら:主語が動作を受ける側かを確認し、be + p.p.、時制、by 句、文型、前置詞の順に見ます。

まとめ

受動態の重要表現は、be + p.p. だけでなく前置詞まで含めて覚えます。

感情・材料・認識・状態の表現を、意味のまとまりとして整理しておきましょう。


この章の進行

次は、受動態の中でも 受動態まとめ を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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