【英文法 第5章】第5文型の受動態|make O C・call O C・知覚動詞の受け身

目次

導入

第5文型 SVOC の受動態では、O と C の関係を保つことが重要です。

They call him Ken. では him = Ken です。受動態にしても He is called Ken. のように、この関係は残ります。

この記事では、call / make / keep / name などの SVOC と、使役動詞・知覚動詞の受動態を整理します。

この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。

  1. 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
  2. 基本用法(第5文型の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
  3. 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
  4. 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
  5. よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形

単元の中心イメージ

第5文型の受動態では、能動態の目的語 O が主語になり、補語 C はそのまま残ります。

ただし、使役動詞 make や知覚動詞 see / hear では、受動態になると原形不定詞が to 不定詞に変わる点に注意します。

能動態 受動態 ポイント
They call him Ken. He is called Ken. O = C が残る
We elected her captain. She was elected captain. 役職名は無冠詞になりやすい
The news made me happy. I was made happy by the news. 補語の形を保つ
They made him work. He was made to work. 原形不定詞が to 不定詞になる
I saw him cross the street. He was seen to cross the street. 知覚動詞も to が戻る

基本用法(第5文型の受動態の概要)

O が主語になり C が残る

第5文型の受動態では、O を主語にして、C をその後ろに残します。

They call him Ken. なら、him が主語 He になり、Ken は補語として残って He is called Ken. になります。

They call him Ken.
He is called Ken.
We elected her captain.
She was elected captain.

補語の品詞を確認する

第5文型の補語には、名詞・形容詞・分詞などが入ります。受動態にしても補語の働きは変わりません。

The news made me happy. では happy は形容詞の補語です。受動態では I was made happy by the news. になります。

The news made me happy.
I was made happy by the news.
Keep the door closed.
The door should be kept closed.

応用例と判別のコツ

make O do の受動態

使役動詞 make は、能動態では make O 原形不定詞の形を取ります。

しかし受動態では、原形不定詞に to が戻ります。They made him clean the room. は He was made to clean the room. です。

They made him clean the room.
He was made to clean the room.
The teacher made us rewrite the essay.
We were made to rewrite the essay.

知覚動詞の受動態

see / hear / feel / watch などの知覚動詞も、能動態では O 原形不定詞を取ることがあります。

受動態になると、こちらも to 不定詞になります。I saw him enter the room. は He was seen to enter the room. です。

I saw him enter the room.
He was seen to enter the room.
They heard her sing.
She was heard to sing.

現在分詞・過去分詞の補語はそのまま

知覚動詞が O doing / O done を取る場合、受動態になっても doing / done の補語はそのまま残ります。

I saw him running. は He was seen running.、We found the window broken. は The window was found broken. のようになります。

I saw him running in the park.
He was seen running in the park.
We found the window broken.
The window was found broken.

大学受験で問われる重要ポイント

  • 第5文型の受動態では O が主語になる
  • C は補語として残る
  • call / name / elect などは O = C を保つ
  • make O do は受動態で be made to do
  • 知覚動詞 O do は受動態で be seen / heard to do
  • O doing / O done の補語は受動態でも残る

よくある間違い

間違い 1

誤りHe was called as Ken.
正しくはHe is called Ken.
理由call O C の補語に as は不要です。

間違い 2

誤りHe was made clean the room.
正しくはHe was made to clean the room.
理由make O do の受動態では to が戻ります。

間違い 3

誤りShe was heard sing.
正しくはShe was heard to sing.
理由知覚動詞の受動態でも原形不定詞に to が戻ります。

理解を固める確認問題

最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。

Q1. They call him Ken. の受動態は?
He is called Ken. です。
Q2. make O do の受動態で do はどうなる?
to do になります。
Q3. I saw him enter. の受動態は?
He was seen to enter. です。
迷ったら:主語が動作を受ける側かを確認し、be + p.p.、時制、by 句、文型、前置詞の順に見ます。

まとめ

第5文型の受動態では、O が主語になり、C が補語として残ります。

特に make と知覚動詞では、受動態で to が戻る点を確実に押さえましょう。


この章の進行

次は、受動態の中でも 群動詞の受動態 を整理します。


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この記事を書いた人

予備校講師・大学受験英語指導。TOEIC990点・英検1級。偏差値50〜60帯の受験生が英文法・英文解釈・英作文の力を体系的に身につけられるよう、問題解説を中心に発信しています。

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