導入
第5文型 SVOC の受動態では、O と C の関係を保つことが重要です。
They call him Ken. では him = Ken です。受動態にしても He is called Ken. のように、この関係は残ります。
この記事では、call / make / keep / name などの SVOC と、使役動詞・知覚動詞の受動態を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 受動態をどう見るか
- 基本用法(第5文型の受動態の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
第5文型の受動態では、能動態の目的語 O が主語になり、補語 C はそのまま残ります。
ただし、使役動詞 make や知覚動詞 see / hear では、受動態になると原形不定詞が to 不定詞に変わる点に注意します。
| 能動態 | 受動態 | ポイント |
|---|---|---|
| They call him Ken. | He is called Ken. | O = C が残る |
| We elected her captain. | She was elected captain. | 役職名は無冠詞になりやすい |
| The news made me happy. | I was made happy by the news. | 補語の形を保つ |
| They made him work. | He was made to work. | 原形不定詞が to 不定詞になる |
| I saw him cross the street. | He was seen to cross the street. | 知覚動詞も to が戻る |
基本用法(第5文型の受動態の概要)
O が主語になり C が残る
第5文型の受動態では、O を主語にして、C をその後ろに残します。
They call him Ken. なら、him が主語 He になり、Ken は補語として残って He is called Ken. になります。
補語の品詞を確認する
第5文型の補語には、名詞・形容詞・分詞などが入ります。受動態にしても補語の働きは変わりません。
The news made me happy. では happy は形容詞の補語です。受動態では I was made happy by the news. になります。
応用例と判別のコツ
make O do の受動態
使役動詞 make は、能動態では make O 原形不定詞の形を取ります。
しかし受動態では、原形不定詞に to が戻ります。They made him clean the room. は He was made to clean the room. です。
知覚動詞の受動態
see / hear / feel / watch などの知覚動詞も、能動態では O 原形不定詞を取ることがあります。
受動態になると、こちらも to 不定詞になります。I saw him enter the room. は He was seen to enter the room. です。
現在分詞・過去分詞の補語はそのまま
知覚動詞が O doing / O done を取る場合、受動態になっても doing / done の補語はそのまま残ります。
I saw him running. は He was seen running.、We found the window broken. は The window was found broken. のようになります。
大学受験で問われる重要ポイント
- 第5文型の受動態では O が主語になる
- C は補語として残る
- call / name / elect などは O = C を保つ
- make O do は受動態で be made to do
- 知覚動詞 O do は受動態で be seen / heard to do
- O doing / O done の補語は受動態でも残る
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、主語・動詞・時制・文型を自分で一度確認してみてください。
Q1. They call him Ken. の受動態は?
Q2. make O do の受動態で do はどうなる?
Q3. I saw him enter. の受動態は?
まとめ
第5文型の受動態では、O が主語になり、C が補語として残ります。
特に make と知覚動詞では、受動態で to が戻る点を確実に押さえましょう。
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