should / ought to

should / ought to
目次

導入

should は「〜すべきだ」と訳されますが、must より弱く、助言・当然・予想を表すことが多い助動詞です。

ought to も should に近い意味を持ちますが、やや硬く、道徳的・客観的に「そうするのが正しい」という響きがあります。

大学受験では、should have p.p. の後悔・非難、It is natural that S should do、lest S should do なども重要です。

この記事のポイント(読了6分)
  • 助言を表す should
  • 当然・予想を表す should
  • should have p.p. は後悔・非難
  • ought to は客観的・道徳的な should

基本

should の中心イメージは、当然そうするのがよい、当然そうなるはずだ、という判断です。

must ほど強制的ではなく、may / might ほど弱い可能性でもありません。助言と当然の間にある、英作文でも使い勝手がよく、出題頻度も高い助動詞です。

用法 意味
助言 〜すべきだ You should see a doctor.
当然・予想 〜のはずだ He should arrive soon.
後悔・非難 〜すべきだったのに You should have told me.
感情・判断の should 〜するとは It is strange that he should say so.
目的・警戒 〜しないように I left early lest I should miss the train.

助言を表す should

should は、相手に対して「〜したほうがよい」と助言するときに使います。must より柔らかく、日常的にもよく使います。

You should study harder. は命令というより助言です。

You should take a rest.
休んだほうがよいです。
You should read this book before the exam.
試験前にこの本を読むべきです。

当然・予想を表す should

should は「当然〜するはずだ」という予想にも使われます。must より確信は弱いですが、十分な根拠がある感じです。

He should be home by now. は、今ごろ家に着いているはずだという意味です。

The train should arrive in ten minutes.
その列車は10分後に到着するはずです。
She should know the answer.
彼女は答えを知っているはずです。

判別のコツ

should have p.p. は後悔・非難

should have p.p. は「〜すべきだったのに」という意味です。実際にはしなかったことへの後悔や、相手への非難を表します。

should not have p.p. は「〜すべきではなかったのに」です。

I should have studied harder.
もっと一生懸命勉強すべきでした。
You should not have said that.
あなたはそんなことを言うべきではありませんでした。

ought to は客観的・道徳的な should

ought to は should に近いですが、少し硬く、客観的・道徳的な義務を表しやすいです。

否定は ought not to do ですが、実際の入試では should not のほうが扱いやすい場面も多いです。

We ought to respect other people's opinions.
私たちは他人の意見を尊重すべきです。
You ought not to waste your time.
時間を無駄にすべきではありません。

感情・判断の should

It is natural / strange / surprising / important that S should do のように、感情や判断を表す形容詞の後ろで should が使われることがあります。

この should は「すべき」と訳すより、「〜するとは」「〜することが」という意味で処理すると自然です。

It is strange that he should refuse the offer.
彼がその申し出を断るとは奇妙です。
It is natural that she should be angry.
彼女が怒るのは当然です。

lest S should do

lest S should do は「S が〜しないように」という意味です。古風・硬めの表現ですが、大学受験では文法問題で出ることがあります。

in case S should do は「万一〜するといけないので」となります。

He spoke quietly lest he should wake the baby.
赤ん坊を起こさないように、彼は静かに話しました。
Take an umbrella in case it should rain.
万一雨が降るといけないので傘を持って行きなさい。

よくある間違い

間違い 1

誤りYou should to study harder.
正しくはYou should study harder.
理由should の後ろは動詞の原形です。

間違い 2

誤りI should study harder yesterday.
正しくはI should have studied harder yesterday.
理由過去への後悔は should have p.p. です。

間違い 3

誤りIt is strange that he should say so. を「言うべきだ」と読む
正しくは彼がそう言うとは奇妙だ。
理由感情・判断の should は「すべき」と訳さないことがあります。

まとめ

should は、助言・当然・予想を表す重要助動詞です。must ほど強くなく、may よりは根拠のある判断を表します。

should have p.p. と感情・判断の should は、直訳で崩れやすいので、表現ごとに処理できるようにしましょう。


この章の進行

次は、助動詞の中でも will / would を整理します。


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この記事を書いた人

大学受験英語の専任講師。指導歴9年・のべ1,500人以上を指導。TOEIC990点(満点)・英検1級・登録日本語教員。英文法・英文解釈・英作文を「順番につなげて」学べるよう、問題演習を中心にわかりやすい解説を発信しています。

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