導入
前置詞は、名詞の前に置かれ、場所・時・方向・原因・手段・関係などを表す語です。
in the room, on the desk, at noon, by train, for his family のように、前置詞と後ろの名詞がまとまって前置詞句を作ります。
この記事では、前置詞の基本ルール、前置詞句の働き、前置詞の後ろに置けるもの、文型との関係を整理します。
この記事では、文法事項そのものを順番に整理します。流れは次の通りです。
- 単元の中心イメージ — 接続詞・前置詞をどう見るか
- 基本用法(前置詞の概要) — まず押さえる形と意味
- 応用例と判別のコツ — 入試で迷いやすい使い分け
- 大学受験で問われる重要ポイント — 整序・空所補充・読解で見る場所
- よくある間違い — 日本語訳や後ろの形に引っ張られやすい形
単元の中心イメージ
前置詞の中心は、後ろの名詞を使って、別の語や文全体との関係を表すことです。
in Tokyo は「東京の中で」、on the table は「テーブルに接して」、for three years は「3年間」、with a knife は「ナイフを使って」のように、前置詞によって関係の種類が変わります。
前置詞は意味が広いため、日本語の訳語だけで覚えると崩れやすくなります。後ろに何を置くか、前置詞句が何を修飾しているかを確認します。
| 前置詞句 | 中心の意味 | 文中での働き | 例 |
|---|---|---|---|
| in the room | 場所 | 動詞を修飾 | He is studying in the room. |
| after dinner | 時 | 文全体を修飾 | After dinner, we talked. |
| with a pen | 手段・道具 | 動詞を修飾 | Write your name with a pen. |
| of the book | 所属・関係 | 名詞を修飾 | the cover of the book |
| for children | 対象・目的 | 名詞や形容詞を補う | a book for children |
基本用法(前置詞の概要)
前置詞の後ろは名詞の働きをする語
前置詞の後ろには、名詞・代名詞・動名詞・名詞句などが来ます。
in Tokyo, with him, after finishing the work のように、後ろは名詞の働きをする必要があります。動詞の原形を直接置くことはできません。
前置詞句は修飾語になりやすい
前置詞句は、場所・時・方法・理由などを表し、文の修飾語 M になることが多いです。
He studies in the library. では、文の中心は He studies です。in the library はどこで勉強するかを足しています。
名詞を後ろから説明することもある
前置詞句は名詞を後ろから説明することもあります。
the book on the desk は「机の上の本」、a letter from my friend は「友人からの手紙」です。名詞の直後にある前置詞句は、その名詞を修飾している可能性があります。
応用例と判別のコツ
前置詞の後ろの名詞を文型上の O と混同しない
前置詞の後ろの名詞は、前置詞の目的語と呼ばれることがあります。しかし、5文型の目的語 O とは区別します。
She looked at the picture. では、the picture は at の後ろです。looked の直接目的語ではなく、at the picture という前置詞句を作っています。
前置詞は名詞・形容詞・動詞と結びつく
前置詞は、特定の名詞・形容詞・動詞とセットで使われることがあります。
interest in, good at, depend on, listen to のように、語と前置詞の組み合わせを覚える必要があります。日本語訳から前置詞を機械的に決めるのは危険です。
前置詞が文末に残ることがある
疑問文や関係詞節では、前置詞が文末に残ることがあります。
Who are you talking to? では to が文末にあります。This is the house which he lives in. でも in が文末に残っています。前置詞の目的語が前に出ているためです。
大学受験で問われる重要ポイント
- 前置詞の後ろには名詞・代名詞・動名詞などが来る
- 前置詞の後ろに動詞の原形を直接置かない
- 前置詞句は修飾語 M になりやすい
- 前置詞句は名詞を後ろから説明することもある
- 前置詞の後ろの名詞を文型上の O と混同しない
- 形容詞・動詞と前置詞の組み合わせを覚える
- 疑問文・関係詞節では前置詞が文末に残ることがある
- 訳語より、前置詞が作る関係を確認する
よくある間違い
間違い 1
間違い 2
間違い 3
理解を固める確認問題
最後に、この単元で迷いやすい判断ポイントを確認します。答えを開く前に、接続詞なら後ろの節、前置詞なら後ろの名詞句を自分で一度確認してみてください。
Q1. 前置詞の後ろに置ける動詞の形は?
Q2. in the room は文型上の O?
Q3. look at の受動態で at は残る?
Q4. 前置詞句が名詞の直後にあると何をすることがある?
まとめ
前置詞は、後ろに名詞の働きをする語を取り、前置詞句を作ります。前置詞句は文の修飾語になったり、名詞を後ろから説明したりします。
前置詞の後ろの名詞を文型上の O と混同しないこと、前置詞の後ろに動詞の原形を置かないことが基本です。
この章の進行
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